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ドイツ経験の内田篤人が語った海外主審がJリーグを裁く意義「これを基準にレベルも上がる」

FOOTBALL ZONE / 2024年7月1日 14時30分

■6月22日の東京V×名古屋はイングランド主審が担当

 元日本代表DFであり、Jリーグの特命理事を務める内田篤人氏は、自身がホストを務めるスポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida‘s FOOTBALL TIME」で、Jリーグの選手たちが海外の主審の裁く試合でプレーする意義を語った。

 Jリーグは審判交流プログラムを行っており、世界各国から審判員を招いてJリーグで笛を吹いてもらっている。イングランドからは現役プレミアリーグの審判員であるダレン・イングランド主審が来日し、6月22日のJ1第19節東京V対名古屋の試合を担当した。

 この試合はMF翁長聖のゴールで東京Vが1-0の勝利を収めたが、得点の直前には、ドリブルをしていたFW木村勇大が相手選手に倒されていた。イングランド主審はピッチの状況をしっかり把握して、翁長がボールに向かっていることを察知。ここで笛を吹かずにプレーを流したことで、翁長の芸術的なループシュートが決まった。

 内田氏は「Jリーグの会議でも選手目線からの意見を求められますが、『海外の審判を呼ぶのはありだよね』と話しました。こういういいジャッジをしてくれれば、これを基準にしてレベルも上がります」と、ジャッジの質の向上を効果に挙げた。

 さらに、「英語で話さないといけないので、これからA代表とか海外に出ていく選手とかもそうですし、サッカー自体が全世界で行われている。日本語じゃなくて、英語でコミュニケーションをとれる選手が増えてきたほうがいいんじゃないのということで、海外から(審判を)呼ぶのはありですよね」と意見を伝えたことを明かした。

 こう考えるのには内田氏自身、国際舞台で感じることがあったのだという。

「今野(泰幸)さんとかさ、ワールドカップ(W杯)の時、審判に日本語で文句を言っていたからね。ブラジル(大会)の時かな? 『なんでよー!』って。気迫は通じるかもしれないけど、(内容は)全然通じないから、国際試合では」

 3度のW杯を含めて国際Aマッチ93試合に出場した元日本代表MF今野泰幸が、世界最高峰の舞台で主審に日本語で抗議をしていた姿は、内田氏にとって忘れられないものになっているようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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