「物議を醸す」 G大阪VS町田、1枚目警告の“タックル”判定に海外注目「多くの人がクリーンだと」

■町田がG大阪に逆転勝利

　首位FC町田ゼルビアは6月30日、J1リーグ第21節で3位ガンバ大阪と対戦し3-1で勝利し、首位をキープした。この上位対決に海外メディアも注目している。

　町田は前半9分に先制を許すも、同34分に相手DF半田陸がイエローカード2枚で退場。1人多いなかで前半アディショナルタイムに追い付くと、後半にはハーフタイムに投入されたFW藤尾翔太がPKを決め勝ち越しに成功した。さらに同16分にはMF仙頭啓矢がミドルシュートを決めてダメを押した。

　そのなかで、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は町田の勝利に注目。「Jリーグの歴史に名を刻むことを夢見て町田がまたも直接対決を制す」と見出しを打ってG大阪戦をレポートした。「歴史的な一戦でまたしても大勝利を収めた」と敵地での勝利を報道。そのなかで「G大阪の右SB半田陸がイエローカード2枚で退場という物議を醸す審判の判定の恩恵を受けた。物議を醸したのは半田の最初のイエローカードで、多くの人がクリーンなタックルだと思ったことだが、レフェリーはそう思わなかった」と伝えた。

　半田の1枚目のイエローカードは前半31分、同サイドの町田MF平河悠とマッチアップした際に、タックルで止めて受けたもの。その直後の同33分に2枚目を提示されて退場となった。

　数的有利を生かして町田は首位をキープ。前節のヴィッセル神戸から続いたアウェー連戦を勝ち点4積んで終えた。（FOOTBALL ZONE編集部）