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劇的勝利のイングランド監督、采配に不満露わな自国選手を暴露「相当ムカついていたのは確か」

FOOTBALL ZONE / 2024年7月1日 13時20分

■イングランドがスロバキアに劇的な逆転勝利

 イングランドは現地時間6月30日、EUROの決勝トーナメント1回戦でスロバキア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。敗退濃厚な展開から、後半アディショナルタイム、そして延長戦で連続ゴールを記録し、劇的な逆転勝利でベスト8進出を決めた。試合後、ガレス・サウスゲート監督は「相当ムカついていたのは確かだった」と、采配に不満を露わにしていた選手を明かしている。

 グループ首位で突破したイングランドだったが、スロバキア戦では前半25分に先制点を許し、その後怒涛の攻め込みで幾度となく決定機を演出するも、ゴールネットを揺らせないまま後半アディショナルタイムを迎える。しかし、試合終了残り1分でドラマが待っていた。右サイドからDFカイル・ウォーカーがロングスローを放り込み、DFマーク・グエイが頭でフリックしたボールに、ベリンガムがバイシクルシュートで合わせ、ゴール右に蹴り込んだ。起死回生の同点弾で延長戦に持ち込むと、勢いそのままに延長前半1分、FWハリー・ケインがヘディング弾で決勝弾を記録し、劇的な逆転勝利を収めた。

 敗退濃厚な状況から数分間でベスト8進出を手繰り寄せたサウスゲート監督は試合後のインタビューで「不思議だが、今夜で大会が終わるとは思わなかった。ロングスローで希望はあったし、混乱を引き起こせていたから、何かがあふれ落ちるかもしれないと。ただ、あのような結末になるとは想定していなかった」と振り返りつつ、イングランドの選手でサウスゲート監督の采配に不満を露わにしていた選手も明かしている。英メディア「スポーツ・バイブル」が伝えている。

「試合終了の最後の1分でイヴァン・トニーを投入した時、相当ムカついていたのは確かだった。だが、2得点目の場面で大きなインパクトを残してくれたことで、埋め合わせをしてくれた。そのタイミングの選手投入は最後の賭けであり、選手はボールに触れることなく終わるかもしれない。それは完全に理解している。選手をそのような立場で起用することは心苦しいが、彼なら何か混乱を引き起こしてくれると可能性を感じていた」

 0-1で迎えた後半アディショナルタイムで途中投入されたFWイヴァン・トニーは不満そうな表情を浮かべながらピッチへと向かったが、同点弾の場面ではスロバキアの守備陣を引きつける囮役となり、ベリンガムにフリーでシュートを打たせる一役を買った。さらに、ヘディングの浮き球をゴール前に送ってケインの決勝弾をアシスト。まさしくトニーの投入がイングランドのドラマチックな逆転劇を演出したといっても過言ではない。(FOOTBALL ZONE編集部)

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