「厳しいという世間からの声もあった」 パリ五輪代表FWが本大会で誓う“反骨精神”
FOOTBALL ZONE / 2024年7月3日 20時43分
■佐藤恵允は大岩ジャパンのメンバー18人入り
パリ五輪に出場するU-23日本代表に選出されたFW佐藤恵允(ブレーメン)が、7月3日にオンライン会見を実施。本大会に向け「全試合、死ぬ気で勝ちにいってメダルを獲りたい」と意気込んだ。
佐藤は大岩剛監督が率いるこの世代で継続的に招集され、4月から5月にかけカタールで開催されたアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの優勝メンバーにも名を連ねた。しかし、自身のプレーの感触は「自分の納得いくプレーができず、悔しい思いの大きかった大会」というもの。それだけに、ドイツ時間で朝7時から行われたメンバー発表会見の映像をチェックしながら名前を呼ばれた際には「嬉しい気持ちと少し驚きがあった」と話した。
そして、「自分自身、最終予選でいいプレーができなかった。18人の枠に自分が入っているかどうかは、正直なところ入れないという実感もあったなかでの選出だったので驚きがあった」と、選出に対する自信はあまりない状態だったのだと明かした。
これまでの代表活動で大岩監督から期待されてきたのはピッチ外でのムードメーカー的な部分と、ピッチ内でのアタッカーとして攻撃に関わる部分と献身的な守備。それはパリ五輪でも継続していきたいと話す。そして、所属するドイツ1部ブレーメンで7月6日からのトレーニングに参加し、練習試合にも出場したうえで代表チームに合流するプランがすでに確認されているという。
今回はオーバーエイジが入らず、最終予選を戦ったメンバーの大半が本大会に出場する形になった。佐藤は「オーバーエイジの選手たちが今回いないなかで、個人的にはやってやろうという気持ちが強い。最終予選でも、この世代ではパリ五輪に行くのは厳しいという世間からの声もあった。そこでもメンバーの中でアジアで金メダルを獲ってオリンピックにいくと話していた」と、反骨心が強かった当時の心境を語る。
だからこそ、「チームの中の絆も深く、そのメンバーでもう1つ大会、4年に1回のオリンピックでメダルを目標とするなか、オーバーエイジなしでのこの世代は難しいというのも見ているし、だからこそやってやろうと。全試合、死ぬ気で勝ちにいってメダルを獲りたい」という強い思いで五輪に臨むと語った。
夏場の五輪で中2日の連続となる過密日程を18人で戦い抜くには全員のトップパフォーマンスが求められる。最終予選での悔しさを胸に、本大会では日本を勝利に導く姿が期待される。(FOOTBALL ZONE編集部)
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