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元バロンドール受賞者、市場価値61億円MFの名前も EURO参戦の“無所属”選手に海外注目

FOOTBALL ZONE / 2024年7月5日 6時30分

■「7月1日から無所属となったEUROに出場している」選手たちを紹介

 2023-24シーズンが終わり、各選手の去就が騒がしくなってきた。海外メディアは「2024年7月1日から無所属となった欧州選手権(EURO)に出場している選手」を厳選して紹介している。

 ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」が紹介した中には、名立たる各国の主力選手の名前も。オランダ代表FWメンフィス・デパイもその1人だ。スペイン1部アトレティコ・マドリードとの契約が更新されなかったデパイは現在30歳。フリーで今夏を迎えている。

 市場価値の高い選手では、昨季までイタリア1部ユベントスで過ごしたフランス人MFアドリアン・ラビオが挙げられる。29歳のMFは3500万ユーロ(約61億円)の価値が付いているが、果たしてどこへ新天地を求めるのか。

 無所属となった選手の中で、最も知名度が高いのはクロアチア代表の心臓である38歳MFルカ・モドリッチだろう。EUROで無念のグループリーグ敗退となり、代表では最後の大舞台だとも言われた。現地記者からは「引退しないで」という熱いメッセージが送られるほど、代表にとって欠かせない人物となっている。

 2018年にバロンドールを受賞したモドリッチは6月30日にスペイン1部レアル・マドリードとの契約が満了となったが、記事では「近いうちにレアルが1年契約を正式に発表することは間違いない」と、チーム残留の方向で動いていることにも触れた。

 最年長41歳で去就が未定となっているのは、ポルトガル代表DFペペ。ポルトガル1部FCポルトとの契約が切れ、無所属となった。40歳を超えた今でも、EUROではすでに3試合に出場。衰えを感じさせないプレーで、ポルトガル代表を牽引している。

 ほかにもデンマーク代表GKカスパー・シュマイケル(前アンデルレヒト)やトルコ代表FWジェンク・トスン(ベシクタシュ)なども名を連ねており、EUROの活躍を含め次の移籍先へアピールしている選手の奮闘にも目が離せない。(FOOTBALL ZONE編集部)

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