パリ五輪壮行会6000人ファンがエール…なでしこ池田監督出席、応援ライブにスキマスイッチ登場

■TEAM JAPAN（日本代表選手団）壮行会が実施

　パリ五輪のTEAM JAPAN（日本代表選手団）壮行会が7月5日に東京体育館で行われた。今回パリで五輪が開催されるのは、1924年以来100年ぶり3度目となり、32競技329種目が実施される。応援リーダーの元テニス選手の松岡修造氏、応援副リーダーの元マラソン選手の高橋尚子氏も会場に駆けつけ、抽選の末に招待された6000人のファンとともにTEAM JAPANにエールを送った。

　今大会がフランスの首都パリで開催ということからか、会場には8番「NAKATA」のネーム入りの1998年フランス・ワールドカップ（W杯）時やカタールW杯時のサッカー日本代表のユニフォームを着た子供の姿もあった。

　今回のTEAM JAPANは現時点で選手393名、役員394名となっている。総勢687名のうち317名が出席。サッカーでは、TEAM JAPANの結団式にも出席した女子日本代表の池田太監督も会場で大歓声を受けた。

　応援ライブにはスキマスイッチが登場して「ガラナ」と「全力少年」を披露した。松岡氏は「一歩前に踏み出す勇気を信じている」という言葉を選手たちに掛け、高橋氏は「選手は重圧、責任を感じる必要はない。やったことを思いっきり出して、『やったぞ』という表情が見られるのを楽しみにしている」と、エールを送っている。（河合 拓 / Taku Kawai）