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「酷いタックル」が“物議”…被害MFの「EUROを終わらせた」 涙の負傷交代で海外指摘

FOOTBALL ZONE / 2024年7月6日 12時1分

■スペイン対ドイツは延長戦の死闘

 ドイツ代表は7月5日、欧州選手権(EURO)準々決勝でスペイン代表と対戦し、延長戦の末に1-2で敗れた。激闘を演じた両軍だったが、レジェンドMFトニ・クロースが現役を引退。その一戦で相手MFペドリへのタックルに海外メディアが注目している。

 スペインが後半6分にMFダニ・オルモの先制ゴールで優位に進めた試合は、後半終了間際にドイツがMFフロリアン・ビルツのゴールで追い付く。開催国の大声援をバックに延長戦を戦うドイツだが、決着をつけたのはスペインだった。延長後半もラスト1分になろうかというところで、左45度付近からのクロスに合わせたMFミケル・メリーノのヘディングシュートがゴールに吸い込まれた。これにより準決勝進出を決めたのはスペインになった。

 そのなかで、開始4分のプレーが物議を醸している。クロースはペドリに対して激しくタックル。ペドリは涙を流し、負傷交代を強いられた。

 英メディア「スポーツ・バイブル」では「クロース、酷いタックルでペドリのEURO2024を終わらせたが警告すら出なかった」と報道。レアル・マドリードで引退したクロースと、バルセロナのスター・ペドリのマッチアップ。スペイン紙「スポルト」は「レアルへの最後のサービス」と皮肉を交えて伝えた。

 米誌「フォーブス」は「明らかに気合いが入っていた。決勝まで勝ち進みたいクロースは取り憑かれたようにタックルした」とそのプレーに厳しい声を寄せていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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