横浜FMキューウェル監督、16年ぶり4連敗の無念「自分たちが崩されたことはないと思う」

■G大阪に0-4で敗戦

　横浜F・マリノスは7月6日、敵地パナソニック スタジアム吹田でのJ1リーグ第22節でガンバ大阪と対戦し、0-4で完敗。16年ぶりの4連敗を喫し、ハリー・キューウェル監督は試合後、「ガンバに対しておめでとうと言いたい。前半はジャッジの部分で自分たちのほうにいい方向に転ばなかった」と語った。

　横浜FMは前半4分にFWファン・アラーノに先制ゴールを奪われると、同アディショナルタイムにも失点。後半にもFW宇佐美貴史にPKを決められ、さらに同43分には途中出場のFWイッサム・ジェバリにダメを押された。

　キューウェル監督は試合後のフラッシュインタビューで、「ガンバに対しておめでとうと言いたい。前半はジャッジの部分で自分たちのほうにいい方向に転ばなかった」と切り出し、「前半落ち着いてやれた部分もあり、チャンスも作れていた。後半も立ち上がりは良かったが、姿勢、規律が少し崩れて落ち着きがなくなり、雑な部分が出てしまった。悔しい結果になりましたが、ガンバがそこを突いて、強さを見せたのかなと思う」と続けた。

　また、2008年以来のリーグ戦4連敗については、「とにかくチャンスを作り続ける。必ず入ると自分は信じてやっていくだけ。チャンスを作らないとゴールは生まれない。戦い続けること。特に相手が上回って、自分たちが崩されたことはないと思っている。自分たちの良さはありながら、なかなかそれが結果に結び付いていないのが悔しいし、残念。でも、ここで下を向くことなく、次の試合に向けて自分たちのやっていることを信じ、やり続けることが大事」と切り替えて前を向いていた。（FOOTBALL ZONE編集部）