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「10年間は最大の財産」 清武弘嗣が思いを込めた520字の“惜別”メッセージ「守れずに離れる決断を許して」

FOOTBALL ZONE / 2024年7月7日 11時0分

■鳥栖へ期限付き移籍することが決定

 セレッソ大阪は7月7日、元日本代表MF清武弘嗣がサガン鳥栖へ期限付き移籍することを発表した。期間は2025年1月31日まで。

 現在34歳の清武はプロキャリアをスタートした大分トリニータから2010年にC大阪入り。12年夏までプレーし、海外での経験を経て2017年に復帰した。C大阪には計10年間在籍。昨季は怪我のため手術を行うなど、長い離脱期間を経て今季を迎えていた。昨季までは5年間主将を務めていた。

 今季リーグ戦の出場はわずか4試合。再起を目指す移籍となった。そのなかで、自身の正直な気持ちを「セレッソサポーターのみなさんへ」と題して520字に込めた。

「みなさんとの約束を守れなくて申し訳ありません。いつも『キヨと共にタイトルを』と言ってくれてたのにも関わらず、守れずに離れる僕の決断を許してください。今年にかける想いは本当に強かっただけに、チームの力になれなかった事が情けなくて悔しいです。今年のここまでの事を全て語る事はできないけど、もう一度1人の選手としてチャレンジしてきます。

 良い時はもちろん、怪我した時も、苦しい時もずっと僕の側にはみなさんの気持ちがあり支えになっていました。感謝してもしきれないくらいです。10年間を振り返るといろいろな事があり、思い出すだけでたくさんの感情で溢れてしまいます。

 僕はいなくなるけど、セレッソのサポーターなら今のチームを最大限サポートしてあげてください。僕の知っているサポーターなら当然の事だと思います! 本当に最高のサポーターに出会えて幸せでした。

 そしてスタジアムに響く、キヨタケコールはずっと忘れる事はないです。昨日のキヨタケコールはいつもよりグッとくるものがありました。ありがとう。最後に、大好きなセレッソサポーターのみなさん、、、10年間共に戦ってくれてありがとうございました。この10年間は僕のキャリアで最大の財産です」(FOOTBALL ZONE編集部)

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