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日本代表MF中村敬斗、ドルトムント行き“急浮上”…補強可能性に仏ファン悲鳴「マイナスになる」

FOOTBALL ZONE / 2024年7月8日 6時40分

■日本人獲得の敏腕スカウトが関心か

 フランス1部スタッド・ランスの日本代表MF中村敬斗に移籍の噂が急浮上している。ドイツメディアは同国1部ボルシア・ドルトムントが獲得を画策していると指摘。スカウト担当のスベン・ミスリンスタット氏が獲得に乗り出す可能性を取り上げたことで、フランス国内からは悲鳴が上がっている。

 ドルトムントは昨季にUEFAチャンピオンズリーグ準優勝の功績を残した一方、エディン・テルジッチ監督が電撃退任。ヌリ・シャヒン監督が就任し、新体制が発足するなか、ドイツメディア「RUHR24」は「彼はサンチョの後任になるのか?」と見出しを打ち、「ドルトムントはウインガーを探しているなかで、日本人が急浮上している」と、レンタル期間終了により昨季限りで退団したMFジェイドン・サンチョの後釜になる可能性を指摘した。

 記事では、「ミスリンスタットが内部情報を暴露。中村敬斗が興味深い存在となっている」と、ドルトムントでスカウト担当を務めているスベン・ミスリンスタット氏がウインガー不足となっているチームで中村に白羽の矢を立てていると伝えていた。ミスリンスタット氏はドルトムントに復帰する前から「現場に復帰したら獲得に動きたい」と発言していたとし、中村はかねて関心を寄せている選手だったようだ。

 ミスリンスタット氏はかつてドルトムント時代に香川真司、シュツットガルト時代にMF遠藤航やDF伊藤洋輝ら多くの日本人を“発掘”してきた実績もある。

 中村は代表デビューから10試合8ゴールと、驚異的な数字を残す。スタッド・ランスでも加入1年目の昨季から主力として活躍した。ランスの地元メディア「Vu Des Tribunes」はこれを受けて「ドルトムントはスタッド・ランスの中村敬斗に興味を持っているだろう!」と報道。地元ファンからは「これはいつか起こるだろう」「大きなオファーがあれば断るのは難しいだろう」「スタッド・ランスと日本の歴史や伊東との関係にとってはマイナスになる」など悲鳴が上がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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