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「どこの惑星から来た?」 新たな歴史16歳FWヤマル、“大会史上最年少弾”に海外衝撃「まさに絶叫」

FOOTBALL ZONE / 2024年7月10日 5時24分

■20年ぶりに記録を更新

 スペイン代表は現地時間7月9日、欧州選手権(EURO)準決勝でフランス代表と対戦。スタメン出場したスペイン代表FWラミン・ヤマルが大会史上最年少の16歳362日でゴールを決めた。20年ぶりに歴史を塗り替えた一撃は世界に衝撃を与えている。

 グループステージを3連勝と1位通過したスペインは、決勝トーナメント1回戦でジョージア代表(4-1)、準々決勝でドイツ代表(2-1)を破り準決勝へ。一方フランスはグループステージを1勝2分で2位通過すると、決勝トーナメント1回戦でベルギー代表(1-0)、準々決勝でポルトガル代表をPK戦の末破り、スペインとの一戦に臨んだ。

 試合は序盤から激しく展開。だが、スペインは前半9分にフランス代表FWキリアン・ムバッペのクロスからFWランダル・コロ・ムアニに頭で合わせられて先制を許した。それでも同21分にヤマルが歴史に名を刻む。ゴール正面やや右よりでボールを受けたヤマルは左足に持ち替えて振り抜くと、シュートは綺麗な弧を描きながらゴール左ポストに直撃してネットを揺らした。

 ヤマルのゴラッソは16歳362日として大会史上最年少ゴールを更新。これまでは2004年大会でスイス代表MFヨハン・フォンランテンが打ち立てた18歳4か月20日で、20年ぶりに記録を更新した。これに英公共放送「BBC」は「まさに絶叫」と驚き、スペインのサッカー専門誌「Invictos」は「どこの惑星から来た? 世界のフットボールレジェンドになる」と称賛した。スペイン紙「スポルト」も「信じられない」と衝撃を受けた様子。16歳が成し遂げた偉業に世界中から大きな反響が寄せられている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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