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横浜FMキューウェル監督、J2水戸にPK戦で辛勝に渋い顔「延長に行くのは望んでいなかった」

FOOTBALL ZONE / 2024年7月10日 22時17分

■天皇杯3回戦で水戸に勝利

 J1リーグで4連敗中の横浜F・マリノスは7月10日、天皇杯3回戦でJ2の水戸ホーリーホックと対戦。2点ビハインドから同点に追い付いて延長戦に持ち込み、PK戦の末になんとか勝利した。ハリー・キューウェル監督は試合後、「延長に行くのは望んでいなかった」と吐露した。

 試合は前半10分、水戸が左サイドからペナルティーエリア内に侵入したMF野瀬龍世のゴールで先制。さらに4分後、中央をMF甲田英將が一気に持ち運んでラストパスを出し、FW草野侑己が蹴り込み、水戸が2点リードを奪った。

 追い詰められた横浜FMは前半35分、ゴール正面でFW水沼宏太がボールをキープすると、背後のスペースへ浮き球を供給。そこに走り込んできたFW井上健太が押し込んで1点を返した。

 前半は水戸が2-1とリードして終えたなか、後半は前に重心を置いて攻める姿勢の横浜FMと、速攻をベースに隙を窺う水戸の構図になる。横浜FMは後半39分、右コーナーキックからFW植中朝日がヘディングで押し込んで2-2の同点に追い付いた。

 延長戦でも決勝ゴールは生まれず、決着はPK戦に持ち越された。後攻の横浜FMは相手の1人目をGK飯倉大樹が見事にストップ。その後、水戸は4人連続で決めプレッシャーのかかる横浜FMの5人目はDFエドゥアルドが登場。クロスバーに当たったシュートはGKの背中に当たりゴールへ吸い込まれ、PK戦のスコア5-4で横浜FMが勝利して16強入りを決めた。

 横浜FMのキューウェル監督は試合後、「すごくタフなスケジュールのなか迎えたゲームだった。スタートのところで思っているようなことができなかった」と出足の悪さを指摘。「最初に2点を失い、追いかける立場になった」と悔やみつつ、「そのなかで自分たちの良さを選手たちが思い出した結果、たくさんのチャンスを掴んで同点まで追い付いた。延長に行くのは望んでいなかった。自分たちの良さで点を決め、90分で次のラウンドに行きたかった。ただ、相手もいることで簡単にはいかなかった。カップ戦で大事なのは次のラウンドに行くこと」と、勝利という最低限の結果を掴んだことには胸をなで下していた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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