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浦和、監督が「前線で非常に好調」と期待する選手は? 新たな離脱者も…新戦力ら計6人の起用可能

FOOTBALL ZONE / 2024年7月12日 20時30分

■ヘグモ監督はリンセンと前田直輝の負傷も明かす

 浦和レッズのペア・マティアス・ヘグモ監督が、7月12日のトレーニング後に定例のオンライン会見を実施。14日のJ1リーグ第23節京都サンガF.C.戦に向け、2人の新加入選手のほかに4人の選手が負傷離脱から起用可能になる見込みだと話した。

 浦和は6月末にDF酒井宏樹、DFアレクサンダー・ショルツ、MF岩尾憲の移籍を伴う退団と、FWオラ・ソルバッケンの期限付き移籍期間満了による退団を発表。一方で、オーストリア2部ザンクト・ペルテンから21歳のFW二田理央、ベルギー1部クラブ・ブルッヘから23歳のMF本間至恩の獲得を発表していた。二田と本間はJリーグが定める登録ウインドーの関係上、14日の京都戦から出場が可能になる。

 ヘグモ監督はその2人のほかに「松尾佑介、関根貴大、大久保智明、小泉佳穂がメンバー入りできるようになっている」と話した。松尾は左ウイング、大久保は右ウイング、小泉はトップ下やインサイドハーフとしてプレーする可能性があるが、関根に関してはDF石原広教が出場停止になる右サイドバック起用の可能性が高い。ただし、「ブライアン・リンセンは昨日の練習で負傷し、メンバー入りは分からない。前田直輝も以前から少し抱えているものだが、かかとに症状があり次はメンバーに入らないだろう」と、選手が復帰したタイミングで新たな離脱者が出たことも話した。

 指揮官は関根について「去年の映像も見ているし、沖縄(トレーニングキャンプ)でも右サイドバックを試した。非常にボールの扱いが上手く攻撃的なオプションになる」とコメント。一方で、「90分できないかもしれないので状況を見ていく。渡邊凌磨も右サイドバックはできるが、今は前線で非常に好調だ。あとは井上黎生人がプレーすれば古巣対決だが、彼が出場する可能性もある」とも話している。

 二田と本間についてヘグモ監督は「今は彼らのスキルや性格を把握している段階だ。今のところ、私は二田は右ウイングかFWだと思う。本間は左ウイングから中に入るプレーが得意だろう。ボール扱いが上手く、技術のある選手たちだと思う。(本間が所属していた)ブルッヘの監督とも話したが、彼は人間としても選手としても素晴らしいので、あとは得点力を上げてあげればいいのではないかというコメントだった。二田の場合は非常にスピードがあり、背後に抜けて脅威になれるしフィジカル的な強さもある」と評価していた。

 前節の湘南ベルマーレ戦では2-1でリードした試合終盤に2失点して敗れる悪い負け方だったが、スタメンの両サイドアタッカーがMF武田英寿とタイ代表MFエカニット・パンヤという本来サイドでのプレーが長所とは言い難いメンバーだったのも事実。本来なら今季の編成で長所としていたのがウイングの質と量だったはずが、シーズン前半戦に大量負傷離脱で苦しんでいた。

 復帰途上で90分間プレーできるコンディションにまで戻せている選手がどれだけいるかは分からないが、少なくとも交代出場を含む選択肢はようやく揃ってきたようだ。(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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