市場価格6倍UPの日本人ストライカー、50m超“圧巻ドリブル”で衝撃弾「素晴らしい独走」

■鈴木唯人がテストマッチでゴールを決める

　デンマーク1部ブレンビーIFの日本代表FW鈴木唯人は、現地時間7月10日に行われたプレシーズンマッチで鮮烈なゴールを決めた。シーズン開幕前に順調な仕上がりを見せる日本人ストライカーに注目が集まっている。

　昨夏J2の清水エスパルスからブレンビーへ4年契約で加入した鈴木。23-24シーズンのリーグ戦で16試合に出場し、5ゴール2アシストをマークした。さらにプレーオフラウンド9試合で4得点6アシストと結果を積み重ね、存在感を示した。

　現在22歳。日本のA代表としても6月6日のワールドカップ（W杯）アジア2次予選のミャンマー戦（5-0）でデビュー。今後も目が離せない人材の１人だ。

　オーストリアでトレーニングキャンプ中のブレンビーは7月10日、昨季チェコ王者のスパルタ・プラハとテストマッチを実施。若手も数人加えた新チームで始動したクラブは、5-2の勝利を飾っている。

　そんななか、ダメ押しの5点目を決めたのが鈴木だった。自陣からドリブルで一気に相手陣内まで運ぶと、最後はGKもかわしてシュートを流し込む。クラブ公式サイトでは「プレシーズン中も、鈴木唯人はゴールの場所を忘れていないことを示した。自陣から素晴らしい独走でボックス内までボールを運び、GKをかわしてネットを揺らした」と称賛された。

　昨季の終盤には、欧州名門クラブのスカウトが試合の視察に訪れたとも報じられた鈴木。去就にも注目が集まるなか、現状はクラブで継続して存在感を示し続けている。（FOOTBALL ZONE編集部）