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松木玖生ラストマッチに国立J最多5万7885人 FC東京は連敗ストップ…20歳FWがJ1初ゴール

FOOTBALL ZONE / 2024年7月13日 20時57分

■国立競技場でFC東京と新潟が激突

 J1リーグ第23節のFC東京対アルビレックス新潟の一戦が7月13日、国立競技場で行われ、2-0でホームのFC東京が勝利。リーグ戦3試合ぶりの白星を飾った。

 試合前にはFC東京は、キャプテンの一人であるMF松木玖生が、この試合を最後に海外移籍のためチームを離脱することを発表。最後の試合で注目の集まった松木だが、ベンチスタートとなった。

 リーグ戦2連敗中のFC東京は早い時間帯に試合を動かす。前半6分、MF小泉慶が左サイドに展開したボールをリーグ戦14試合ぶりに先発したFW遠藤渓太が受けてドリブルで中央に持ち込む。そのまま右足でシュートを放つと、これがゴールに決まってFC東京が先制した。得点直後には、第3子が生まれたばかりのDF木本恭生を祝うゆりかごパフォーマンスをベンチメンバー含めチーム全員で見せた。

 リードしたことでFC東京は引いてカウンターを狙う形となる。それに対して新潟はボールを保持するものの、前に運べずに守備を崩せない。前半30分にはMF秋山裕紀のシュートをエリア内で受けたMF谷口海斗がシュートを放つが、木本にブロックされて得点はできない。このまま前半は1-0とFC東京がリードして折り返す。

 後半も新潟がボールを保持するなか、5分に新潟はビッグチャンスを作る。左サイドから崩してエリア内でDFをかわしてフリーになった谷口がゴールを狙ったが、シュートは右に外れていく。後半13分にも新潟はFW長谷川元希がカウンターからボールを持ち運び、左足でシュートを放ったがボールは枠を捉えられなかった。

 一方的に攻め込まれるFC東京は、後半16分にFWディエゴ・オリヴェイラを下げて松木を投入する。小泉からキャプテンマークを渡された松木には、ホームのゴール裏から大声援が送られた。迎えた後半33分、FC東京は右サイドから崩しにかかり、小泉の折り返しを途中出場した20歳FW野澤零温がJ1初ゴールとなる追加点を奪いリードを2点に広げた。

 国立競技場でのJリーグ最多となる5万7885人が来場したなか、このままFC東京が2-0で勝利してリーグ戦の連敗を2でストップ。松木のラストマッチを勝利で飾った。一方の新潟はリーグ戦2連敗となっている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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