佐野海舟、逮捕報道でドイツ衝撃 移籍先での始動は「おそらく実現しないだろう」

■マインツ加入が発表されたばかりの佐野だが…

　日本代表MF佐野海舟は、鹿島アントラーズからドイツ1部マインツへの移籍が今月4日に発表されていたが、一部報道で逮捕されたと報じられた。この一報にドイツにも衝撃が走っている。

　昨年に鹿島に加入した佐野は、Jリーグ屈指のボランチへと成長。日本代表にも招集されると、今夏の移籍市場ではマインツへと完全移籍を果たし、順調なステップアップを踏んでいた。そんな最中、日本の報道で逮捕が報じられ、国内に激震が走っている。

　衝撃的な報道は移籍先のドイツにも広がっており、ドイツ大手紙「ビルド」は「ブンデスリーガのスター候補が逮捕」と見出しを打ち、「マインツはこの疑惑についてのコメントは控えている」と報道。「佐野は21日から新天地でトレーニングを開始する予定だったが、おそらく実現しないだろう」と指摘している。

　また、ドイツメディア「リーガインサイダー」も「日本から憂うべきニュース」と大々的に取り上げ、「佐野はレアンドロ・バレイロの代役として7月初めに契約したばかりだったが、もはや何が起こるか分からない」と、今後の契約が不透明であると言及している。（FOOTBALL ZONE編集部）