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三笘不在で痛感…「彼は非常に重要な存在だ」 日本人の“質”に感銘、元英代表2人が絶賛

FOOTBALL ZONE / 2024年7月25日 10時2分

■鹿島とのジャパンツアーでスタメン出場

 イングランド1部ブライトンは7月24日、「ジャパンツアー2024」でJ1鹿島アントラーズと対戦し、5-1と圧勝した。日本代表MF三笘薫は左サイドで先発出場し、前半の45分間プレーした。試合後、同僚の元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーや同FWダニー・ウェルベックが三笘について「ミトマはいつだって大切さ!」「彼は非常に重要な存在だ」と、その重要性を説いている。

 新シーズンから31歳のファビアン・ヒュルツェラー監督が就任し、初陣を日本で飾ったなか、昨季から負傷による長期離脱を強いられていた三笘は、2月18日に行われたシェフィールド・ユナイテッド戦以来、約5か月ぶりの復帰を果たした。前半13分、三笘が中央に切り込みながらペナルティーエリア手前で放ったシュートは相手DFにブロックされるも、高く舞い上がったボールがクロスバーに直撃し、見せ場を作った。

 試合はブライトンが鹿島を圧倒するワンサイドゲームとなり、5-1の快勝を収めた。試合後、ミックスゾーンで囲み取材の対応をしたウェルベックは三笘について、「彼は非常に重要な存在だ。昨年彼が負傷して、それが立証された。彼にとってもチームにとっても不運だった。なので、フィットした状態でシーズンに臨めるのは本当に素晴らしいことだ。楽しみにしている」と語った。また、ミルナーも三笘に関する質問に笑顔を浮かべて答えている。

「ミトマはいつだって大切さ!トッププレーヤーで、昨季彼の不在時は大変だったけれども、本当に我々にとって重要な選手。彼がボールを持った時のクオリティーはよく分かっているし、ボールを持っていない時に感銘を受けるんだ。もちろん、もっとフィットネスを上げていかなければいけないが、新しい監督の下でも楽しみながらプレーしてくれると思う」

 長期間のブランクもあり、本調子にはまだ程遠いコンディションではあるが、ビッグクラブで活躍してきた百戦錬磨の選手たちも、三笘の新シーズンの活躍に大きな期待を寄せていた。(城福達也 / Tatsuya Jofuku)

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