1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

五輪サッカー開幕で前代未聞の珍事 観客乱入→2時間中断→無観客再開…同点弾取り消しの大混乱

FOOTBALL ZONE / 2024年7月25日 1時16分

■五輪開会式に先駆けてグループリーグ初戦がスタート

 パリ五輪のサッカー男子は現地時間7月24日、開会式に先駆けてグループリーグ初戦がスタート。B組のアルゼンチン対モロッコの一戦(1-2)は、前代未聞の事態に発展した。後半アディショナルタイム(AT)にアルゼンチンが得点後、観客がピッチに乱入する騒ぎに発展。約2時間の中断を経て、無観客で試合が再開されたなか、アルゼンチンの終了間際の同点ゴールは取り消され、モロッコに軍配が挙がった。

 五輪では2度の優勝(2004年アテネ大会、08年北京大会)経験があるアルゼンチンだが、先手を奪ったのはモロッコだった。前半AT2分、右サイドからのクロスをFWソフィアン・ラヒミに押し込まれ先制点を献上すると、後半4分に与えたPKをまたもラヒミに決められ、2点ビハインドを背負う。

 それでもアルゼンチンは後半23分、FWジュリアーノ・シメオネの得点で1点を返すと、AT16分が計上された試合終了間際、相手ゴール前で怒涛の3連続シュートから最後はMFクリスティアン・メディナが頭でゴールネットを揺らした。するとこの得点後、ピッチ上に観客が乱入。土壇場で追い付かれ怒ったモロッコファンが陣取るスタンドからは紙コップやペットボトルと見られる物が投げ込まれ騒然としたムードに。

 両チームの選手たち一時退避し試合は一時中断。およそ2時間の中断を経て、無観客で試合再開の運びとなった。さらにアルゼンチンの同点ゴールと思われた後半AT16分の得点は、直前のプレーでオフサイドが判明し、取り消しに。結局、2-1でモロッコが初戦を勝利し、前代未聞の事態で決着が付いた。

 なお、五輪の舞台で起きたサポーターの暴挙は、全世界に拡散。ネット上ではそのワンシーンを捉えた動画が広まり、日本のファンからも「オリンピックで発煙筒とか乱入とかモロッコサポはダメ」「マナーが悪い」「観客乱入で騒然。初戦から大丈夫か」「色々無茶苦茶」などの声があがっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください