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U-23日本、パリ五輪初戦で5発圧勝! 三戸&藤尾2Gと躍動…10人の南米パラグアイを完封

FOOTBALL ZONE / 2024年7月25日 3時58分

■パリ五輪グループ初戦でパラグアイと対戦

 パリ五輪の男子サッカー競技は現地時間7月24日にグループリーグの初戦が行われ、D組の日本代表は仏ボルドーでパラグアイ代表と対戦し、MF三戸舜介の2ゴールなどで5-0の勝利。大会初戦で勝ち点3を手に入れた。

 五輪の男子サッカー競技は原則的に23歳以下の選手で争われ、各チーム3人まで年齢制限なくオーバーエイジと呼ばれる選手を起用できる。日本は海外クラブとの調整の結果、2008年の北京五輪以来となる全員が23歳以下の選手で構成されるチームで臨む。16チームが出場する男子は、各組2位以上が準々決勝へと進出する。

 日本は良い立ち上がりを見せ前半5分、MF山本理仁の右コーナーキックにDF関根大輝が合わせるチャンスを作ったが相手GKのファインセーブで先制点とはならなかった。それでも前半19分、左サイドを切り崩すとDF大畑歩夢のラストパスを受けたMF三戸舜介が冷静に相手GKを見てニアサイドを抜いてゴール。日本が貴重な先制点を手に入れた。これが日本チームにとってパリ五輪での初ゴールになった。

 さらに前半22分、中盤でFW平河悠がパスを出したあとの足を相手10番MFウィデル・ビエラが足の裏で踏みつけるプレーがあった。フィールド上ではファウルの判定なく流れたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオンフィールド・レビューが実施されると、ビエラにはレッドカードが提示された。日本は試合の残り時間を数的優位で戦う状況を手に入れた。しかし、その平河は前半32分にピッチ上で座り込んでしまいプレー続行不可能に。日本はFW佐藤恵允との交代を行った。

 その佐藤は前半アディショナルタイムにペナルティーエリア内に進出してシュートを打つ場面があったが相手GKがセーブ。日本が1点リードを維持したまま前半を終えた。

 後半に入ると日本は少しリズムを失い、パラグアイにセットプレーからFWマルセロ・フェルナンデスに際どいシュートを放たれて冷や汗をかく場面もあった。自陣でのミスから最終ラインのDF高井幸大と関根がイエローカードを受けてしまい、大会全体を見据えればもったいないプレーになった。

 それでも日本は後半18分、再び左サイドからの攻撃でFW斉藤光毅が高い技術で相手をかわしてふわりと合わせるラストパスを供給し、それを三戸がヘディングで合わせ2点目を奪った。さらに後半24分、右サイドから佐藤が仕掛けてマイナスに折り返すと、1つパスをつないで受けた山本が左足ミドルを蹴り込む3-0とリードを広げ、勝利を大きく引き寄せた。

 3人の選手交代を行った日本は後半36分、MF川﨑颯太が獲得したフリーキックをMF荒木遼太郎がゴール前に蹴り込むと、FW藤尾翔太がヘディングで合わせて4点目。交代出場の3人がゴールに絡んでリードを広げると、後半41分には藤尾が背後に抜け出してGKとの1対1を冷静に決め5点目。日本は大会初戦を5-0で勝利し、グループリーグの突破に向け幸先の良いスタートを切った。今後は現地時間27日にマリ、同30日にイスラエルと対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)

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