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三戸舜介が圧勝導く2ゴール「まだまだこれから」 パラグアイ沈めた先制弾は“狙い通り”

FOOTBALL ZONE / 2024年7月25日 4時18分

■前半19分に先制弾「左サイドから自分たちが狙いとしているポケットをとって」

 パリ五輪の男子サッカー競技は現地時間7月24日にグループリーグの初戦が行われ、D組のU-23日本代表は仏ボルドーでパラグアイ代表と対戦し、5-0で勝利して白星発進となった。

 今大会16チーム中、唯一オーバーエイジを使っていない日本だが、南米の強豪を圧倒する。前半19分に左サイドを切り崩すとDF大畑歩夢のラストパスを受けたMF三戸舜介が冷静に相手GKを見てニアサイドを抜いて先制点を決めた。その3分後には中盤でFW平河悠がMFウィデル・ビエラに足を踏みつけられて、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で一発退場となった。

 そして数的優位を得た日本は、後半にゴールラッシュを見せる。三戸の2点目でリードを広げると、その後もMF山本理仁、途中出場のFW藤尾翔太が2ゴールを加えて大量5点を奪い、得失点差でも大きなアドバンテージを得た。

 この試合、先制点を含む2ゴールを挙げた三戸は「初戦、勝ち切ることができて良かったなと思います」と、試合後のフラッシュインタビューで笑顔を見せた。自身が決めたチーム1点目、2点目のゴールについて「前半、左サイドから自分たちが狙いとしているポケットをとって、大畑選手から折り返しをもらってトラップして見たらフリーだったので、時間がありすぎたんですけど、うまく決めきることができて良かったです」と、先制点を振り返った。

 さらにMF斉藤光毅のクロスから決めた2点目のヘディングについては「斉藤選手がドリブルを仕掛けて、クロスを上げる前から目が合っていました。ドンピシャのボールが来たので、あとは決めるだけでした」と、10番のお膳立てに感謝した。

 初戦を快勝したが、三戸は「できた部分とできなかった部分があった。ボールロストもあったので、改善していきたい。まだまだこれからなので、次も勝てるようにまた良い準備をしていきたいと思います」と、勝利に充実の表情を見せつつも気を引き締めた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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