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U-23日本、南米1位に圧勝「すごく大きい」 キャプテン藤田が手応え「いい流れに乗れると思う」

FOOTBALL ZONE / 2024年7月25日 5時10分

■パリ五輪グループ初戦でパラグアイと対戦

 パリ五輪の男子サッカー競技は現地時間7月24日にグループリーグの初戦が行われ、D組のU-23日本代表は仏ボルドーでパラグアイ代表と対戦し、MF三戸舜介の2ゴールなどで5-0の勝利を飾った。キャプテンのMF藤田譲瑠チマは「いい流れに乗れると思うし内容も良かった」と、圧勝での初戦を振り返った。

 日本は立ち上がりからいい流れで試合を進めたなか前半19分、DF大畑歩夢のラストパスを受けたMF三戸舜介がニアサイドを抜いて先制点を奪取。その後、パラグアイ10番MFウィデル・ビエラがFW平河悠の足首付近を足の裏で踏みつける行為によりビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入の末、退場処分が下った。

 数的優位となった日本は後半18分、FW斉藤光毅からのクロスを三戸がヘディングで合わせ2点目を奪取。同24分にはMF山本理仁のミドルシュートで加点すると、途中出場のFW藤尾翔太が同36分にセットプレーからヘディング弾、同41分には背後に抜け出した流れから1対1を冷静に沈める得点を決め、5-0で圧勝となった。

 南米予選を1位で突破したパラグアイ相手に思わぬ大差を付けて白星発進となった日本。キャプテンの藤田は試合後のフラッシュインタビューで「すごく大きいと思う。いい流れに乗れると思うし内容も良かった。次の試合もこういう勢いでいけるように準備したい」と振り返り、「得点の取り方もセットプレーやカウンターでバリエーションもあり、内容も良かった」と手応えを口にした。

 相手が10人になったあとの戦い方に関しては「特に自分たちのやることは変えないと話していたし、得点差をつけられるようにやろうと話していた」と明かし「先制点を取れたのが大きかったし、チームとしてもアグレッシブにサッカーができて相手を上回れた」と勝因にも触れた。

 今後は現地時間27日にマリ、同30日にイスラエルと対戦。幸先のいいスタートを切ったなかで「(次戦へ向け)しっかり準備をして勝ち切りたいと思う」と、誓った。(FOOTBALL ZONE編集部)

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