絶体絶命のピンチで“ウインク” PK直前にまさか…日本守護神に衝撃「メンタルモンスター」

■小久保玲央ブライアンがPK直前にウインクする心のゆとりを見せる

　大岩剛監督率いるU-23日本代表は、現地時間7月27日に行われた男子サッカーのパリ五輪グループリーグ第2戦でマリを1-0と下し、決勝トーナメント進出を決めた。2試合連続で完封勝利に貢献したGK小久保玲央ブライアンは、後半アディショナルタイムに相手のPK失敗を誘発する存在感を示したが、PKに臨む前に見せていた仕草に注目が集まっている。

　初戦のパラグアイ戦で5-0と快勝した日本は、マリ戦でスタメン3人を変更。試合は0-0のまま推移して迎えた後半37分、FW細谷真大が右サイドを抜け出して中央にクロスを上げると、これにファーサイドから途中出場のFW佐藤恵允が合わせ、相手GKが弾いたボールを最後はMF山本理仁が押し込んで待望の先制点を奪った。

　しかし、試合終了間際にMF川﨑颯太がビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）でハンドを取られて、PKを献上。しかし、この絶体絶命のピンチでGK小久保玲央ブライアンがマリのエースであるFWドゥムビアのPKのコースを完全に読み切り、相手のシュートはゴール左外へ。小久保が大仕事をやってのけた。

　小久保はPKでゴールマウス前のポジションに立つ前に、笑みを浮かべ、ウインクをする心のゆとりを見せていた。SNS上で動画が拡散されると、「エグい」「メンタルモンスター」「めちゃクール」「なんて瞬間だ」「これぞ守護神」「しびれた」といった称賛と驚きのコメントが多数寄せられている。（FOOTBALL ZONE編集部）