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「アフリカ選手に負けていなかった」 OB絶賛の大岩J主将…A代表で見たい“違い作る能力”【見解】

FOOTBALL ZONE / 2024年7月28日 12時24分

■【専門家の目|栗原勇蔵】藤田譲瑠チマは「どんどん成長していて頼もしい」

 大岩剛監督が率いるサッカーU-23日本代表は、現地時間7月27日に行われたパリ五輪のグループリーグD組第2戦でマリ代表に1-0で勝利した。キャプテンのMF藤田譲瑠チマは、2試合連続のフル出場でチームの2連勝に貢献。日本代表OBの栗原勇蔵氏は、「アフリカ出身の選手相手に負けていなかった」と高く評価している。

   ◇   ◇   ◇

 試合は0-0で迎えた後半37分、FW細谷真大が右サイドを抜け出して中央にクロス。これにファーサイドから途中出場のFW佐藤恵允が合わせ、相手GKが弾いたボールをMF山本理仁が押し込んで先制ゴールを奪った。

 試合終了間際にMF川﨑颯太がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でハンドを取られて、PKを献上してしまう。しかし、GK小久保玲央ブライアンがFWドゥムビアのPKのコースを完全に読み切り、シュートはゴール左外へ。小久保が大仕事をやってのけて、1-0の勝利を掴んだ。

 キャプテンの藤田は、初戦のパラグアイ戦(5-0)に続いて中盤でフル出場。前半18分にペナルティーエリア内へ決定的なパスを出すと、同37分には抜け出したMF荒木遼太郎へのパスでチャンスを演出し、守備でも後半15分にフィジカルの強い相手に対して体を入れてボールを奪い切った。

 日本代表OB栗原氏は、「身体能力の高いマリに対し、中盤は藤田を中心にしのいでいた」と22歳のキャプテンを高く評価する。

「アフリカ出身の選手相手に負けていなかったし、大岩ジャパンには欠かせない存在。7:3、6:4でディフェンシブな中盤の選手なので、守備で違いを作れる、どちらかと言えば遠藤航タイプ。キャプテンもやっているし、あらゆる面で中心を担っている。横浜F・マリノスから海外(ベルギー1部シント=トロイデン)に行って、パリ五輪でキャプテン。どんどん成長していて頼もしい。(2022年に経験している)A代表でどこまで通用するかも見てみたいですね」

 大岩ジャパンは、キャプテンの藤田を中心に世界の強豪へと挑んでいく。(FOOTBALL ZONE編集部)

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