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闘莉王、名指しで絶賛「よくやった」…攻め手ない日本で「唯一の光明」、貢献度を高評価

FOOTBALL ZONE / 2024年7月28日 21時40分

■大岩Jのマリ戦を元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が総括

 大岩剛監督率いるサッカーU-23日本代表は、現地時間7月27日に行われたパリ五輪のグループリーグD組第2戦でマリ代表に1-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、攻め手がない状況だったこの試合において個で違いを見せたFW細谷真大を「攻撃陣では細谷選手が唯一の光明」と称えている。

 日本は序盤からマリのフィジカルに手を焼く場面が見られDF高井幸大が際どいタックルで相手をストップする場面や、ペナルティーエリア内からのシュートをGK小久保玲央ブライアンがファインセーブする場面も。一方、攻撃面ではパスは回れど、バイタルエリア付近から先の打開策を欠いた。

 闘莉王氏は「結構厳しい戦いだった。初戦のパラグアイ戦ではやりたいことがすべてできたと思う。いいところが全部出た。でも、マリ相手だとスムーズなボール回しができない。自分たちの時間を作ることができない。中盤はどの選手もプレーに対する手応えはなかったと思う」と総括。攻撃が停滞した理由は「マリの素晴らしさ。彼らの出来がすごくよかった。日本の中盤が入れ替わって、置き去りにされる場面が多かった。そういう展開では日本らしいパス回しのリズムが出ない。自分たちの時間帯にする、ストロングを出せる場面が少なかった」と見解を述べた。

 そのなかで、名指しで評価したのは細谷のパフォーマンスだった。待望の先制点が生まれた後半37分の場面で、細谷は右サイドを単独でドリブル突破。中央に入れたボールにファーサイドから途中出場のFW佐藤恵允が合わせ、相手GKが弾いたボールにMF山本理仁が走り込んで押し込む一連の流れを導いた働きぶりに、闘将は熱視線を送った。

「人数は足りていても、フィジカルの部分の個人能力の差が顕著だった。その中でも攻撃陣では細谷選手が唯一の光明。彼以外に攻め手はない状況だった。大変な状況でよくやってくれた」

 細谷はいまだノーゴールながらも、パラグアイ戦では前半19分にMF三戸舜介が先制ゴールを決めた場面で強いフィジカルを生かし、相手DFをブロックしたプレーが話題に。2試合とも得点に関与するプレーで貴重な働きを見せており、さらなる奮起に期待が膨らむ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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