東京でメダル届かず失意経験…パリ五輪代表へエール「本当に粘り強い」「さらに厳しい戦いに」

■2連勝で決勝トーナメント進出を決めたパリ五輪代表に言及

　パリ五輪を戦うU-23日本代表は、グループリーグ第1節で南米王者のパラグアイに5-0で勝利すると、第2節でもアフリカの強豪であるマリ代表に1-0で勝利し、早くも決勝トーナメント進出を決めた。イングランド1部ブライトンの一員として、7月28日の東京ヴェルディ戦（4-2／親善試合）に先発出場したMF三笘薫も、U-23日本代表にエールを送った。

　2021年に開催された東京五輪のメンバーの一員でもあった三笘。この時は3位決定戦でメキシコに1-3で敗れ、52年ぶりのメダルにあと一歩届かなかった。この時を経験している三笘は、「ハイライトしか見ていないが、本当に粘り強く戦ってグループステージ突破を決めて素晴らしいと思います」と、大岩ジャパンの戦いぶりを口にした。

　そして「ここから先、さらに厳しい戦いになると思いますけど、ここまでのまとまりやクオリティーを見れば本当に期待できるものもあるので、頑張ってほしいなと思います」と、今後の戦いに向けた期待を口にした。

　すでに準々決勝進出を決めている日本は30日、グループ首位通過をかけてイスラエルと対戦する。（河合 拓 / Taku Kawai）