主将GKランゲラック、7年在籍の名古屋を今季限りで退団「どうやってもお返しできないくらい大きなものになった」

■母国オーストラリア帰還へ

　J1名古屋グランパスは7月30日、元オーストラリア代表GKランゲラックの今後に関する記者会見を実施。絶対的守護神が今季限りで退団し、母国のオーストラリアに戻ることを発表した。

　現在35歳のランゲラックは母国オーストラリアのメルボルン・ビクトリー、サウス・メルボルンFC、ドイツのボルシア・ドルトムントとシュツットガルト、スペインのレバンテを経て、2018年に名古屋に加入。初年度から正守護神を務め、これまでJ1通算228試合に出場している。

　今季からキャプテンを務めていたランゲラックは会見で、「日本を離れてオーストラリアに帰る決断をしました。これだけ長いことサッカーができたことは、どうやってもお返しできないくらい、自分にとって大きなものになった」と感謝の言葉を述べている。

　公式ホームページで公開されたランゲラックのコメントは以下のとおり。

「この名古屋グランパスという素晴らしいクラブで過ごした7シーズンはとても幸せでした。たくさんの美しい思い出を胸に、いよいよオーストラリアで新たな一歩を踏み出す時が来ました。素晴らしい経験をさせてくれたクラブとグランパスファミリーに心から感謝しています。このクラブは本当に特別なクラブです。

　一度そのクラブの一員になれば、クラブへの愛情は永遠のものだと信じています。このユニフォームを着ることができる限り、シーズンの終わりまで皆さんと共に闘い続けます」（FOOTBALL ZONE編集部）