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20歳“逸材ガール”の欧州移籍に驚愕「すごい時代だ」 飛躍止まらず高まる期待「男子もいずれ」

FOOTBALL ZONE / 2024年8月2日 19時35分

■藤野あおばがシティ女子チーム完全移籍

 マンチェスター・シティ女子チームに、3人目の日本人が加わった。8月2日、なでしこジャパン(女子日本代表)20歳のMF藤野あおばが、日テレ・東京ヴェルディベレーザから3年契約でシティへと完全移籍。SNS上でも逸材の加入に大きな反響が広がっている。

 藤野は十文字高等学校からベレーザへ加入し、初年度の2021-22シーズンからWEリーグ10試合4ゴールをマーク。翌シーズン以降も得点を重ねた藤野は、22年には代表にも初招集。翌年のオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)メンバーにも選ばれる。

 グループ第2戦コスタリカとの試合で決めたW杯初ゴールは、日本の女子W杯“最年少得点者”(19歳と180日)となる快挙となった。この大会で“シンデレラガール”となった藤野は、その後も代表に定着。現在行われているパリ五輪でもグループリーグ初戦のスペイン戦(1-2)で直接フリーキックを決める活躍を見せていたが、負傷の影響から以降ベンチ外となっている。

 そんなパリ大会期間中のなか、8月2日にシティとベレーザが完全移籍を公式発表。シティとは3年契約となり、「パリ五輪終了後に合流する予定」だとしている。背番号は20となった。

 長谷川唯、清水梨紗に続き、なでしこジャパン戦士がシティ加入。女子の名門に3人の日本人が揃うこととなる。残念ながら清水は膝の怪我を抱え、藤野も負傷の状況が不透明。だが今後の活躍には、SNSでも大きな注目が集まっている。

「シティかよっ!」
「なでしこえぐすぎ」
「ほんとに決まった」
「男子もいずれありそう」
「すごい時代だ」
「日本の未来」

 藤野、長谷川、清水ともにベレーザ出身。同じチームを介して再び交わった3人が、新シーズンにどんな活躍を見せるのか。まずはパリ五輪でのメダルを土産に、イングランドの地で奮闘する姿を見たいものだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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