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8強敗退のなでしこJ、対戦国が”消極的姿勢”を指摘「サッカーをしようとするのではなかった」

FOOTBALL ZONE / 2024年8月4日 7時10分

■日本は準々決勝でアメリカに0-1で敗戦

 パリ五輪の女子サッカー競技は現地時間8月3日に準々決勝が行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)はアメリカに延長戦の末に0-1で敗れた。アメリカのヘンリー・ブッシュネル記者は、日本の戦いぶりについて「彼女たちはサッカーをしようとするのではなく、安全な場所にボールを蹴ろうとしていた」と伝えた。

 2012年ロンドン五輪以来、3大会ぶりのメダル獲得を目指したなでしこジャパンだったが、0-0のまま迎えた延長前半アディショナルタイムに、相手FWトリニティ・ロッドマンに先制ゴールを決められると、延長後半の反撃も実らずに0-1で敗退となった。

 ブッシュネル記者は、「アメリカ女子代表と日本の眠く、憂鬱な準々決勝は、延々と続いて延長戦まで突入して延長前半のアディショナルタイムに突入した。それがロッドマンが内側に切り込み、利き足ではない左足でロケット砲をゴール上部に突き刺したところだった」と試合を振り返り、両チームの戦いぶりにも言及した。

 アメリカについて、「105分にわたってアメリカは、毅然とした日本によって阻まれていた。彼女たちにはアイデアもボールのないところでの動きにも欠けていた。パルク・デ・プランスのスタンドからは口笛を吹かれていたのだ。しかし、ここフランスでビッグトーナメントでの足場を築いた22歳のスター、ロッドマンはオリンピック3点目で試合と観衆を盛り上げた。アメリカは1-0で勝利を収めた。彼女たちは最高のパフォーマンスを出せなくても、試合に勝てることを証明した」と、伝えた。

 そして、日本についても「日本はこの競技で最もテクニカル面で優れたチームの1つだ」と前置きし、「だが、彼女たちは中盤から低い位置に5-4-1でブロックを敷き、アメリカにボールポゼッションを譲った。明らかにアメリカのプレッシングと、オープンな展開になった時にアメリカの前線ができることを恐れているようだった。最初の20分、アメリカは80%以上のポゼッションを握っていた。日本はアメリカのペナルティーエリアにほとんど近づくことはできずに、反撃はアメリカのアスリート能力の前に打ち消され失敗に終わった。彼女たちはサッカーをしようとするのではなく、安全な場所にボールを蹴ろうとしていた」と、日本の戦いぶりに持論を展開した。(FOOTBALL ZONE編集部)

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