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相手ファンも拍手…日本の“美しきお辞儀”に脚光 号泣から立ち上がる背中に「泣ける」「日本の誇り」

FOOTBALL ZONE / 2024年8月4日 12時20分

■大岩ジャパンは五輪準々決勝でスペインに0-3敗戦

 U-23日本代表は、現地時間8月2日に行われたパリ五輪の男子サッカー準々決勝でスペインに0-3で敗れた。試合直後には主将のMF藤田譲瑠チマやGK小久保玲央ブライアンが悔しさからピッチで涙を浮かべていたなか、応援してくれたファン・サポーターへの“美しきお辞儀”に感動の声が寄せられている。

 グループリーグD組を3連勝で首位通過した日本は、C組2位通過のスペインと対戦。試合は序盤にMFフェルミン・ロペスミドルシュートを決められてリードを許すも、前半40分にFW細谷真大が反転から同点弾を奪ったかと思われた。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入のうえでオフサイドの判定となり、ゴールは取り消しされた。

 後半にも日本は猛攻を見せ、スペインゴールに迫るもネットを揺らせずにいると、同28分にセットプレーの流れから再びロペスに追加点を奪われ、終盤にもダメ押し弾が決まり、0-3の完敗を喫した。

 試合終了を告げるホイッスルのあとには、藤田や小久保が涙を見せ、ほかの日本選手たちも肩を落としピッチに座り込んでいたなか、スペインの複数選手たちはそれぞれに駆け寄り声を掛け、背中を叩いて励ますシーンが見られた。


ファン・サポーターに一礼するU-23日本代表【写真:ロイター】

 日本の選手たちはその後、スタンドのファン・サポーターに向かってお辞儀。日本人のみならず、スペインのユニフォームを着たファンからも拍手が送られ、「泣ける」「日本の誇り」「A代表で頑張れ」といったコメントが寄せられていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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