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五輪で「美しい」振る舞いの連鎖 涙の20歳へ…日本への“行動”に反響「優しいな甘露寺蜜璃」

FOOTBALL ZONE / 2024年8月5日 11時56分

■決勝弾のロッドマンが浜野へ手を差し伸べる

 パリ五輪・女子サッカー競技を戦ったなでしこジャパン(日本女子代表)は、現地時間8月3日の準々決勝でアメリカに敗れ大会を去った。敗戦後の日本の“お辞儀”は称賛の声を集めたが、勝者が示した行動にも注目が集まっていた。

 なでしこジャパンは、五輪で2大会連続のベスト8敗退。B組を1位通過したアメリカとの準々決勝で、延長戦の末に涙を飲んだ。決勝弾となったのは、FWトリニティ・ロッドマンがカットインから生んだ美しい一撃となっている。

 敗戦後はその場に崩れ落ちる選手も多々いたなか、フランスの地に応援へ駆けつけたファンに向かって日本の選手は整列。深いお辞儀をして感謝を伝えると「素晴らしい」「なかなかできることじゃない」と称賛を浴びた。

 一方で、アメリカ側の見せた温かい行動も話題に。試合後、ピッチに座り込み涙を流す20歳のFW浜野まいかへ、ロッドマンが手を差し伸べる瞬間も。またイングランド女子1部チェルシーにかつて所属していた32歳MFダンが駆け寄り握手する場面や、アメリカのエマ・ヘイズ監督が抱き寄せて慰めるシーンも拡散される。


浜野まいかに手を差し伸べるトリニティ・ロッドマン【写真:ロイター】

 SNS上でも「優しい」「人としても素晴らしい」「これは美しい」「泣く」と感動のコメントが多く寄せられた。また、手を差し伸べたロッドマンは元プロバスケットボール選手のデニス・ロッドマン氏の娘。鮮やかなピンク色の髪型でも注目を集め「優しいな甘露寺蜜璃」と、人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターにその姿を重ねる声もあった。(FOOTBALL ZONE編集部)

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