三笘薫、“驚異の赤色”に海外感嘆「化け物だ」 敵地で制圧…一目でわかる「超一流のパフォ」

■エバートンとのプレミアリーグ開幕戦で躍動

　イングランド1部ブライトンのMF三笘薫は、現地時間8月17日に行われたエバートンとのプレミアリーグ開幕戦でスタメン出場し、今季初ゴールをマーク。鋭い突破で再三相手を脅かすシーンを作ったなかで、この試合のヒートマップが明らかに。左サイドを制圧した様子を物語る画像に感嘆の声が広がっている。

　プレミアリーグ3年目を迎えた三笘が、今季開幕戦でいきなり魅せた。0-0で迎えた前半25分、自陣から力強いドリブルで敵陣まで持ち運び味方へパスを預けると、そのままゴール前へ。ガンビア代表FWヤンクバ・ミンテの右クロスに対し身体を投げ出しながらダイレクトで押し込み、今季初ゴールとなる先制点を奪った。

　左サイドハーフで先発したこの日の三笘は、得点以外でも度々見せ場を作る。ドリブル突破から相手に脅威を与えると後半21分、相手DFアシュリー・ヤングが浮き球の処理を誤った瞬間を見逃さずボールをさらうと、ヤングが背後から引き倒してファウル。決定機阻止として主審は迷わずレッドカードを提示した。

　チームは3-0で開幕戦勝利。その原動力となった三笘のヒートマップが試合後、明らかに。プレミアリーグの公式SNSが公開した画像によると、エバートン戦でプレーした左サイドは縦長に色が濃く示されている。同サイドを制圧していたことを物語る1枚に、海外ファンからは「彼は化け物だ」「超一流のパフォーマンス」「過小評価されている」といった声が漏れた。

　プレミア2年目の昨季は、負傷による長期離脱で不本意なシーズンを過ごす形になった三笘。開幕戦ゴールという好スタートを切った今シーズンは、その悔しさを晴らす充実の1年となるだろうか。（FOOTBALL ZONE編集部）