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匹敵する選手は今後現れない? 37歳メッシはサッカー界で「唯一無二」と海外絶賛

FOOTBALL ZONE / 2024年8月20日 8時20分

■FIFAがメッシのW杯の記録を特集

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは数々の形でサッカー界における「唯一無二」の存在になっているが、その1つがワールドカップ(W杯)で2回のゴールデンボール賞(MVP)に輝いていること。国際サッカー連盟(FIFA)がW杯の記録として特集している。

 メッシがW杯にデビューしたのは2006年ドイツ大会のこと。前年にワールドユース(当時・現U-20W杯)の得点王に輝いてアルゼンチンを優勝に導いていた19歳の若武者はセルビア・モンテネグロ戦で初出場し、初ゴールも決めた。そして、初のMVPに輝いたのは14年のブラジル大会で、ドイツに敗れて準優勝に終わったものの4得点をマークした。

 その表彰式、メッシは最も優れたGKに与えられるゴールデン・グローブ賞に輝いたドイツ代表GKマヌエル・ノイアーと並び、うつむいて「ベストではあるけど、チャンピオンではない」と呟いたのだという。

 W杯では1998年フランス大会のブラジル代表FWロナウドから18年ロシア大会のクロアチア代表FWルカ・モドリッチまで6大会連続で、優勝チーム以外からMVPが選出される伝統が続いていた。メッシもまたその一部になっていたが、それを終わらせたのが22年カタール大会のメッシだった。

 グループステージの初戦でサウジアラビアに敗れる苦しいスタートを切ったアルゼンチンだが、メッシをセンターフォワードに置いて周囲がサポートする戦略がハマり出した。それに応えるようにメッシは決勝トーナメントの全試合でゴールしたが、これは史上6人目の記録だという。そして、フランスとの決勝をPK戦の末に制してチャンピオンに輝いた。

 FIFA公式サイトによると、「メッシは35歳にして、アルゼンチンの壮大なキャンペーンで全試合フル出場し、アシスト数とキーパス数でトップとなり、シュート数、ペナルティーエリア内へのパス数、ファウルを受けた数がほかのどの選手よりも多かった」のだという。大会MVPを受賞するのも当然だった。

「用意するものは厚紙とゴムチューブ、接着剤に発泡スチロールとホイル紙、そしてカラースプレーがあればいい。WEB上にはいくらでもトロフィーのレプリカを作るチュートリアル動画がある。しかし、本物を手に入れるのはとんでもなく困難なことで、現在までに11人しか達成しておらず、2度受賞したのは1人だけだ。もしかしたら、メッシのようにW杯の栄光に震えながら生まれたアルゼンチンの少年が、いつかこの偉業に匹敵するような活躍を見せる日が来るかもしれないが、今のところメッシは唯一の選手として君臨している」

 37歳になったメッシは今夏の南米選手権(コパ・アメリカ)でもアルゼンチンを優勝に導いた。すべてを勝ち取ってきたメッシが39歳で迎える2026年北中米W杯で、3度目のMVPを受賞してキャリアの花道を飾るようなことがあっても不思議はない。(FOOTBALL ZONE編集部)

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