35歳元日本代表がJFLへ「生態系を破壊する補強」 無所属8か月…電撃移籍に反響「びっくりした」

■35歳FW金崎夢生がJFLヴェルスパ大分へ

　JFLのヴェルスパ大分は8月22日、フリーとなっていた35歳FW金崎夢生の加入を発表した。日本代表も経験しているストライカーの電撃獲得にファンも興奮している。

　ヴェルスパ大分は17試合を消化してJFLで4位。J3自動昇格の1位とは勝ち点16差が開いているが、J3リーグ20位とJ3・JFL入れ替え戦を行う2位とは勝ち点6差につけている。

　そのなかで、8月22日に金崎の加入が決まった。金崎は大分トリニータでキャリアをスタートさせ、名古屋グランパス、ニュルンベルク（ドイツ）、ポルティモネンセ（ポルトガル）、鹿島アントラーズ、サガン鳥栖、名古屋、大分、FC琉球と渡り歩き、昨季限りで契約満了により琉球を退団していた。

　半年以上も無所属の状態が続いていたが、J1通算337試合71得点、J2通算12試合1得点、J3通算22試合1得点、日本代表としても通算11試合2得点をマークしている実力は間違いない。

　金崎はクラブを通じ、「この度ヴェルスパ大分に加入することになりました金崎夢生です。これまで様々なチームでプレーしてきましたが、僕の原点でもある大分に対する気持ちは、いつもどこにいても忘れることはありませんでした。チームは異なりますが、また大分に戻ってこれたことを本当に嬉しく思います。ヴェルスパ大分と共にJ3昇格を成し遂げ、また大分を盛り上げていきたいなと思います。そして何よりこれまで応援してくださったファン・サポーターの皆様のためにも、ピッチで結果を出し少しでも恩返しができればと思います！　またスタジアムでお会いできるのを楽しみしています」とコメントしている。

　この補強の一報を受け、ファンからは「これはびっくり」「今までフリーだったのか！」「なんですと？」「昇格請負人なるか!?」「JFLの生態系を破壊する補強が飛び出したー」と驚きの声が相次いでいた。（FOOTBALL ZONE編集部）