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ブンデスで偉業…高卒→渡欧の20歳逸材デビュー 対戦の日本代表MFが驚き「信頼がないとできない」

FOOTBALL ZONE / 2024年8月25日 14時40分

■シュツットガルトのチェイス・アンリがトップデビューを果たした

 シュツットガルトのDFチェイス・アンリは、現地時間8月24日に行われたブンデスリーガ開幕節フライブルク戦(1-3)でブンデスリーガデビューを飾った。身長187センチを誇る20歳有望株の新たなスタートを、対戦相手の日本代表MF堂安律も絶賛した。

 2022年4月、尚志高からドイツ1部シュツットガルトへ移籍したチェイス・アンリ。セカンドチームで経験を積み、今年7月にトップチーム昇格が決まった。

 パリ五輪のメンバー入りはならなかったなかで、開幕節フライブルク戦はベンチスタート。チームは前半2分にボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエルメディン・デミロヴィッチのゴールで先制したが、同26分に追い付かれ、後半9分には堂安の決勝弾を浴びて、同16分にも失点。1-3とビハインドを背負ってしまう。

 すると、チェイス・アンリは後半20分にドイツ人DFパスカル・シュテンツェルに代わってピッチへ。ドイツへ渡って2年、ついにブンデスリーガデビューを飾ると、思い切りのいいミドルシュートを放って堂安が所属するフライブルクゴールを脅かす。その後も落ち着いたプレーを見せた。


インタビューに答える堂安律【写真提供:ABEMA】

 試合後、「ABEMA」のインタビューに堂安が対応。チェイス・アンリについて「あの年齢でブンデスリーガデビューできるのは信頼がないとできないと思いますし、1度(日本)代表の合宿でプレーしたことありますけどこれから伸びるのが楽しみなので一緒にプレーできるよう頑張りたいと思います」と大絶賛。自身のゴールについても「まあ少し見栄えの悪いゴールではありますけど(笑)ゴールはゴールなのでどんな形でさえ数字に残るものは選手にとっては一番嬉しい」と振り返っていた。

 本人も「やっと自分もトップの試合に出られて、(ただ)こんなの当たり前なので全然満足していません。カウンターの止めるところとか改善しないといけない」と冷静に分析していた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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