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ようやく実現なるか…森保Jの“最強2列目” 状態重視のW杯最終予選メンバー26人予想

FOOTBALL ZONE / 2024年8月27日 6時30分

■過去2大会連続で黒星スタートの最終予選

 森保一監督率いる日本代表は、9月から始まる北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に挑む。5日にホームで中国(埼玉スタジアム)、10日に敵地でバーレーン(バーレーン・ナショナル・スタジアム)と対戦するなかで、8月29日に最終予選のメンバー発表が行われる。絶対に負けられない初戦に臨むにあたって、26人のメンバーを分析する。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)

   ◇   ◇   ◇

 いよいよ最終予選が始まる。北中米W杯への切符を掴み取るために、まずはホームで行われる初戦の勝利が必要。日本代表は過去、初戦で躓いている。UAEとのロシアW杯最終予選の初戦を1-2、オマーンとのカタールW杯最終予選の初戦も0-1で敗れ、ともに黒星スタートを切っている。

 中国、バーレーン、サウジアラビア、インドネシア、オーストラリアと侮れない相手ばかりが並ぶ“死の組”で、2連勝を飾りたいところ。最も重要視しなければいけないのは、コンディションだ。

 欧州組はシーズンが始まったばかり。序列もバラバラななかで、開幕からプレー時間を確保している選手がピッチに立つべきだろう。

【GK=予想枠数3人】
鈴木彩艶(パルマ/22歳)
小久保玲央ブライアン(シント=トロイデン/23歳)
大迫敬介(サンフレッチェ広島/25歳)

 6月にメンバー外だった鈴木は復帰するはず。セリエAに移籍を果たして、守護神の座を掴み取り、ACミランを撃破するなど好調を維持。W杯に向けた積み上げという意味でも、最終予選で守備をオーガナイズさせたい。パリ五輪組からは本大会でも目立った活躍を見せた小久保玲央ブライアンに期待。若手のGKチームを大迫に牽引してもらいたい。

【DF=予想枠数7人】
毎熊晟矢(AZアルクマール/26歳)
菅原由勢(サウサンプトン/24歳)
中山雄太(FC町田ゼルビア/27歳)
町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/26歳)
谷口彰悟(シント=トロイデン/33歳)
板倉 滉(ボルシアMG/27歳)
高井幸大(川崎フロンターレ/19歳)

 今回は最終ラインが最大の懸念点。冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)を負傷で欠き、センターバック(CB)、左サイドバック(SB)が手薄となる。町田が左SBに回り、谷口と板倉の経験あるCBコンビが現実的か。FC町田ゼルビアへ新加入した中山もコンディションは上々で代表復帰となれば心強い。将来性を加味してパリ五輪組の高井も招集したい。アジアカップのトレーニングパートナーとしてA代表に帯同していたため、練習への参加もスムーズだろう。右SBは新天地へ移った2人。菅原、毎熊ともに定位置を確保しており、再びこの2人の熾烈なポジション争いが見られるのではないか。

■パリ五輪世代の台頭なるか…藤田の主力争いに期待

【MF=予想枠数13人】
遠藤 航(リバプール/31歳)
守田英正(スポルティング/29歳)
鎌田大地(クリスタル・パレス/28歳)
田中 碧(デュッセルドルフ/25歳)
藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/22歳)
伊東純也(スタッド・ランス/31歳)
南野拓実(ASモナコ/29歳)
三笘 薫(ブライトン/27歳)
前田大然(セルティック/26歳)
旗手怜央(セルティック/26歳)
堂安 律(フライブルク/26歳)
中村敬斗(スタッド・ランス/24歳)
久保建英(レアル・ソシエダ/23歳)

 伊東、三笘の両翼が揃って復帰すればこれほど日本の武器になるものはない。まだ森保ジャパンで実現していない、2列目・三笘、久保、伊東の並びをスタートから長い時間で見てみたい。森保ジャパンでは3人揃ったのが2022年6月10日ガーナ戦で途中から11分間だけ。核のはずだが、実はほとんど実戦で試すことができていない。だが、ガーナ戦では三笘から久保の代表ゴールもあった。攻撃が爆発すれば、最終予選自体の流れを引き寄せることができる。そのなかで、なかなかプレー時間を確保できていないのは主将の遠藤だが、やはり外せない。パリ五輪代表のキャプテン藤田がレギュラー争いに食い込んでくれば、森保ジャパンの幅、ターンオーバーも可能になる。

【FW=予想枠数3人】
浅野拓磨(マジョルカ/29歳)
小川航基(NECナイメヘン/27歳)
上田綺世(フェイエノールト/25歳)

 6月に招集されなかった浅野の復帰が現実的。前所属のボーフム(ドイツ1部)から移籍もあり、前回は選外となったが、初挑戦のスペインでも早速順応している姿を見れば、「ここぞ」という時の力がやはり必要。上田が1番手ながら、絶対的なエースの座を巡って高いレベルの争いが求められる。細谷真大(柏レイソル)や大橋祐紀(ブラックバーン)らもこの競争に入ってきてほしい。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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