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「不起訴が理由ではない」 伊東純也の復帰を山本昌邦NDが説明…アジア杯途中離脱から7か月「環境が整った」

FOOTBALL ZONE / 2024年8月29日 14時9分

■日本代表W杯アジア最終予選のメンバー発表

 森保一監督率いる日本代表は8月29日、千葉県内で2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で戦う9月の中国戦戦(5日=埼玉)、バーレーン戦(11日=リファー)に向けたメンバーを発表した。今年1、2月のアジアカップで離脱したMF伊東純也(スタッド・ランス)が約7か月ぶりに代表復帰を果たした。千葉県内で行われた会見では山本昌邦ナショナルダイレクターが説明した。

 伊東はアジア杯バーレーン戦が行われた1月31日に準強制性交等罪などで刑事告訴が報じられ、大会期間中に逆告訴。現地カタールではJFAの対応も二転三転して最終的に2月2日、離脱が決定した。

 3月シリーズには国内組で臨むE-1選手権、東京五輪世代が中心として臨んだ2019年のコパ・アメリカ、2試合で大きくメンバーを変更した同年11月ベネズエラ戦を除くと、“フル代表”では同年3月以来“5年ぶり”の選外となった。森保監督は「彼を守るために招集しなかった。という判断を私たち自身しました。彼の今置かれている状況、フランスリーグも見ていて、我々も彼のパフォーマンスと状況踏まえたうえで招集は可能だと思っていたし、したいと思っていた」と発言していた。

 すでにアジア最終予選への突破が決定していた6月シリーズの2次予選でも引き続き選外に。指揮官は「結論からいうと、3月の状況から変わらずということと、3月と同じで彼を守るため、彼のために招集を今回もしなかった」と説明した。

 今回復帰した伊東に対して、山本NDが会見で復帰の理由を説明した。

「メンバーを決めるのは監督の専権事項。監督が選んだということと、起訴、不起訴が理由ではない。現場、協会全体として様々なことを進めてきた。選ぶところでのプレッシャーもないし、今回、環境が整ったということ」

 所属のスタッド・ランスでは変わらずプレーしていた伊東は7月に日本で行われた4試合のプレシーズンマッチにはすべて出場。森保監督は「1つ大きなポイントとして、彼がスタッド・ランスの一員としてジャパンツアーに臨んだ時に、多くのサポーター、日本の皆さんに温かく彼を見守る環境があることで、私自身も落ち着いて活動できると判断させてもらった」と説明した。伊東自身はプレシーズンマッチ最後のヴィッセル神戸戦で日本代表への思いを問われて「変わらない」と話しており、8月には不起訴(嫌疑不十分)が決定していた。

◆伊東純也の日本代表離脱・復帰経緯◆
2月 性加害と刑事告訴の週刊誌報道でアジア杯を途中離脱
3月 森保監督「彼を守るため」に招集外
6月 3月の「状況から変わらず」引き続きメンバー外に
7月 スタッド・ランスのジャパンツアーに参加 日本で試合に出場
8月 不起訴が決定
9月 北中米W杯アジア最終予選メンバー入り(FOOTBALL ZONE編集部)

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