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揃った!森保ジャパンの「ベストメンバー」 伊東&三笘“復帰”で期待できる新陣容

FOOTBALL ZONE / 2024年8月30日 6時20分

■日本代表の最終予選メンバーが発表された

 森保一監督率いる日本代表は8月29日、千葉県内で2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で戦う9月の中国戦(5日=埼玉)、バーレーン戦(11日=リファー)に向けたメンバー27人を発表した。MF伊東純也とMF三笘薫が約7か月ぶりの復帰。6月シリーズに森保ジャパンが挑戦した3バックの新オプションでの活躍に期待が懸かる。

 森保ジャパンはミャンマー、シリア、北朝鮮と同居したW杯アジア2次予選で6戦全勝(アウェーの北朝鮮戦は3-0不戦勝扱い)を飾り、最終予選への切符を手にした。いよいよ始まる最終予選。だが日本は過去、2大会連続で初戦を黒星スタートで、UAEとのロシアW杯最終予選の初戦を1-2、オマーンとのカタールW杯最終予選の初戦も0-1で敗れた。中国、バーレーン、サウジアラビア、インドネシア、オーストラリアと侮れない相手ばかりが並ぶ“死の組”で、まずは初戦の勝利が求められる。

 まず負傷で3月、6月シリーズが選外だった三笘が復帰。今季は開幕から好調を維持しており、すでに1ゴール1アシストをマークしている。また、アジアカップで途中離脱した伊東も約7か月ぶりに復帰。同大会中に準強制性交等罪などで刑事告訴が報じられ、3月、6月は選外。7月にはプレシーズンマッチで日本ツアーに参加して、8月に不起訴(嫌疑不十分)が決定した。森保監督はスタッド・ランスが臨んだ4試合のジャパンツアーを経て「私自身も落ち着いて活動できると判断させてもらった」と明かした。

 日本代表は6月シリーズに3バックの新オプションに挑戦。攻撃的なウイングバックを起用する布陣には手応えを得た。もともとはカタールW杯で伊東や三笘がドイツなど強豪相手に“ぶっつけ本番”で臨んでいた形。2人にとってもオプションとしてブラッシュアップできるなら2年後のW杯に向けても重要な武器となるだろう。

 2人が不在の間、両槍の存在感の大きさを痛感した。アジアカップでは無念のベスト8で敗退してしまった森保ジャパン。最終予選、結果がすべてだがW杯本番に向けて“積み上げ”していくことはもちろん必要だ。DF冨安健洋、DF伊藤洋輝らは負傷中だが、攻撃陣の「ベストメンバー」でオプションの幅を広げたいところだ。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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