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元日本代表DF森脇良太、今シーズン限りでの現役引退を発表「自分は世界一の幸せ者です」

FOOTBALL ZONE / 2024年9月2日 12時4分

■クラブが公式発表

 J2の愛媛FCは9月2日、元日本代表DF森脇良太が2024シーズン限りで現役を引退すると発表した。J1、J2、J3それぞれリーグの優勝経験を誇る森脇は「自分は世界一の幸せ者です」と自身のキャリアを振り返っている。

 1986年広島県生まれの森脇は、地元のサンフレッチェ広島ユースから2005年にトップチームに昇格。翌年より愛媛にレンタルとなり2シーズン過ごすと、08年より広島に復帰する。11年には日本代表にも選出され、3試合の出場を誇る。13年より浦和レッズへ完全移籍となり、7年間プレー。20年より長年在籍した浦和を離れ京都サンガF.C.へ移籍し、22年より古巣の愛媛に戻ってきていた。

 ここまでJ1リーグ通算302試合19得点、J2リーグ通算125試合9得点、J3リーグ通算34試合の成績を残す。広島時代にはJ1とJ2それぞれタイトル獲得に貢献。浦和ではJ1リーグの1stステージと2ndステージの1位、カップ戦優勝1回、さらには17年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも優勝を経験している。愛媛でもJ3優勝に貢献するなど、キャリアの中で数多くのタイトルを獲得してきた。

 本人のコメントは以下のとおり。

「愛媛FCを、森脇良太を応援していただいている皆様へ。いつも日頃から熱いサポートをしていただきありがとうございます。大切な皆様へ今シーズンをもって現役を引退する事をご報告させていただきます。プロサッカー選手として過ごした20年、8歳からサッカーを始めてプロになるまでの10年、素晴らしい指導者の皆様、ピッチで共に戦った仲間、チームを支えてくださるクラブ関係者、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、友人知人、サッカーを通じてJリーグを通じて本当に多くの出会いをいただき、素晴らしい時間を過ごさせてもらい感謝の想いでいっぱいです。自分を1番近くで支えてくれた家族にも感謝の想いでいっぱいです。全ての皆様へ心から感謝の想いを伝えさせてください。ありがとうございました。サンフレッチェ広島でプロ選手としてスタートさせてもらい浦和レッズ、京都サンガF.C.、愛媛FCというJリーグを代表する、これからJリーグを更に引っ張っていくクラブでプレーさせてもらった自分は『世界一の幸せ者』です。

 自分でも信じられないくらいの経験をさせてもらいました。まだまだ、感謝の想いやその他語りたい事は沢山あるのですが、まだシーズン中でもありますのでシーズンが終わってからお話をさせていただければと思います。残りシーズン約3か月、これまでもそうであったように愛媛FCのために今出来る、今自分の持っている全てを爆発的に出したい!ここまでの感謝の想いをピッチの上で表現したい!ピッチの芝生がエグれるくらいの魂をぶつけたい!最後まで闘う森脇良太の勇姿を情熱を是非ニンジニアスタジアムに観に来てください。最後まで森脇良太に皆様のエネルギーをニンジニアスタジアムから送ってください!最後の最後まで皆様の熱い声援を森脇、図々しく欲しております。愛媛FCが今年の目標を掴み取れるように、僕自身これまでの感謝の想いをピッチでぶつけられるように残り3か月全力で過ごしたいと思います!最後まで熱いサポート、声援をよろしくお願いします。愛媛でニンジニアスタジアムで皆様お待ちしております」(FOOTBALL ZONE編集部)

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