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忘れられない一夜…初代表→数日後の敗戦「衝撃を受けた」 漂った「表現しづらい」雰囲気から3年

FOOTBALL ZONE / 2024年9月3日 13時14分

■日本代表は最終予選に向けて合宿をスタート

 いよいよ北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選がスタートする。日本代表は9月2日に千葉県内で5日の中国戦に向けたトレーニングキャンプを開始した。9月シリーズのGKには大迫敬介、谷晃生とJリーグで戦う2人に加え、イタリア1部パルマの鈴木彩艶が招集されている。2021年の東京五輪と2022年のE-1選手権でも日の丸を背負ったトリオは、再びGKチームとして日本の守備を支えることとなる。

 2日の練習を終えた谷は「常日頃から刺激をもらっているので、またこうやって(東京)オリンピックのメンバーで久しぶりにやれるのは楽しみですね」と笑顔を見せた。

 練習では互いを高めながら、試合になれば出場することになった選手を残りの2人は支えなければならない。難しい役回りを強いられることもあるが、「僕自身、(3人の)関係性は良いと思っています」と言い「僕ら3人だけじゃなく、日本には良いGKがたくさんいるので、そういった方々からも良いものを得て、僕自身はお互いに刺激を与えていければいいと思いますし、お互いの成長につながればいいと思います」と、ほかのGKの良い部分をどんどん吸収したいという意気込みを語った。

 W杯最終予選の初戦は、谷にとっても特別な思いがある。谷が初めて日本代表に招集されたのが、前回の最終予選初戦の2021年オマーン戦だった。ホームでのこの試合に0-1で敗れた後のチームの雰囲気は、今も忘れられないという。

「僕自身、あの時は代表に初めて入って、3日後、4日後で正直、あまりチームに入りこめていなかったなかでの敗戦でした。どの試合もそうですが、初戦は特にプレッシャーがあります。勢いづける意味でも重要なところで、結果がついてこなかったのはチームにとっても痛手でした。僕自身も衝撃を受けましたが、なんとも表現しづらい感じでした。でも、そこからスイッチが入った日本代表は、またひと味違ったと思います。2大会連続で最終予選初戦を負けているのは理解していますし、そこを経験している人はたくさんいるので、今回は必ず良い結果につなげたい」

 この4年間で日本代表でもチームでも、様々な経験を重ねた谷は、自身にとって2度目のW杯最終予選で、どのような役回りを果たすだろうか。(河合 拓 / Taku Kawai)

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