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最終予選は“楽ではない”…内田氏も同感 日本代表の前主将が言及「一番の原因は岡崎慎司」

FOOTBALL ZONE / 2024年9月5日 12時20分

■吉田麻也がW杯アジア最終予選について語る

 元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFootball Time」で元日本代表DF吉田麻也と対談し、4年前の予選を振り返り、いよいよ始まる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のポイントについて語った。

 カタールW杯まで日本代表のキャプテンを務めていた吉田は、カタールW杯後の第2次森保ジャパンについて「見ています」と言い、現在の日本代表で10番を背負うMF堂安律が自宅を訪ねたことを明かした。

 今回のW杯からは参加国が32チームから48チームに増え、アジア枠も4.5枠から8.5枠に増える。組み合わせ抽選の結果、日本はオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同じグループCに入った。日本はグループCで上位2チームに入ってのW杯出場を目指すが、仮に3位、4位になっても、アジア4次予選に回り、残る2.5枠を争える権利が残る。

 1998年大会から7大会連続でW杯に出場している日本にとって、枠が倍近く増えていることで、予選通過は容易になったような印象も受ける。しかし、日本代表として3度のW杯を含む126試合に出場した吉田は、「枠が増えたので楽になったのかなと思いきや、そうでもないんじゃないかな。一番の原因は岡崎慎司」と、昨シーズン限りで現役を引退し、今回の北中米W杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会のドロワーを務めた元日本代表FW岡崎慎司氏も関わったグループ分けを理由に挙げた。

「オーストラリアとサウジアラビアは、普通にしんどくなるし。バーレーンもアウェーでやる時は、かなり気を付けないといけない。中国もそう。日本と対戦する時は、より気を付けないといけない」と吉田が言うと、内田氏も「インドネシアも、アジアカップで決勝トーナメントに勝ち上がってきているし、なかなか伸びてきているんですよ」と、すべての試合が難しくなると警戒した。

 9月5日に日本代表は、中国代表と最終予選の初戦を戦うが、吉田は4年前の自身も出場したカタールW杯アジア最終予選を振り返った。この時、日本はホームでオマーン代表に0-1で敗れると、その後も第3節アウェーでサウジアラビアに0-1の敗戦を喫し、苦しい戦いを強いられた。吉田は「(オマーン戦は)最後の最後に入れられた。前回の最終予選は、出だしにつまずいてしまったのが、すごく自分たちを苦しめた」と振り返った。

 3試合を終えて1勝2敗となったことについて「最初の2試合(雰囲気が)良くなかった。3試合目にサウジに負けた時が一番追い込まれてしまったし、自分自身を追い込みすぎてしまった」と言い、第4節のオーストラリア戦に2-1で勝って「助かった」と思ったことを告白した。

 サウジアラビアに敗れた後、吉田は「(森保)監督と移動中もずっと話していた記憶がある。何をしなければいけないかとか。あと、(川島)永嗣くんとかにも相談して、飛行機のなかでずっとしゃべっていた気がする。サウジアラビアから日本に帰る時。本当にしゃべるの好きだからね、俺は」と苦笑いしながら振り返った。

 サウジアラビア戦の直後のオーストラリア戦で、森保一監督は3バックを採用した。「オレからそういう(布陣変更の)提案をすることはないです。監督がもちろん決めることだけど、チームがどうなっているかとか、何がうまくいっていないんじゃないかとか、キャプテンから見てどうかとか、今主力の選手たちも最終予選を戦ったことがほとんどなかったので。2次予選から何となくの雰囲気で、3次予選に入ってしまった反省とかいろいろあって。2次予選の延長というつもりで戦ってしまった」と、反省した。

 前回のカタールW杯アジア最終予選と、ロシアW杯アジア最終予選という直近2回の最終予選では初戦で黒星を喫している日本代表。2次予選とは異なる戦いになるという心構えを持って臨まなければ、再び苦しい予選を戦うことになりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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