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森保Jの秘策・“伊東システム”発動か 難敵との決戦へ「一番求められている」得点への期待

FOOTBALL ZONE / 2024年9月8日 6時50分

■伊東は7日のトレーニングで最後まで居残り

 森保一監督が率いる日本代表は現地時間9月7日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦バーレーン戦へ向けトレーニングを再開させた。6日に現地入りした選手たちは当日ジムでリカバリー。翌日ピッチでの公開トレーニングは冒頭15分と、終盤の15分のみとなったなか、中国戦で途中出場し1ゴール1アシストを記録したMF伊東純也(スタッド・ランス)は最後まで居残りのシュート練習を行っていた。次戦先発への好材料はそろっている。

 夕方でも30度越え、湿度70%以上の蒸すような環境下で日本代表の選手たちは軽いランニング、ストレッチと順にメニューをこなしていく。トレーニング後の選手は口々に「暑さ」の厳しさを吐露。そんななか、最後まで居残りで身体を動かし調整していた1人が伊東だった。

 この日伊東はトレーニング後の汗を拭いつつ、3バックを採用していた中国戦を振り返る。「やっぱり4バックのときよりウイングバックのほうが人数をかけて攻めることができてると思います」とシステムの感触を語ると、中へ切り込んで仕掛ける場面、シャドーの久保と入れ替わるシーンもあったなかで「ある程度は確認してますし、うまく普通にできてるかなと思います」とシャドーを務めた久保との連係に十分手ごたえを感じたと明かした。

 伊東は、2022年のカタールW杯でも3バックを経験しているが「あのときはスペイン戦の後半は前からかけましたけど、ちょうどドイツ戦はよりブロックを敷いて5-4-1で守るような感じだったと思います」と話し、現状取り組むシステムは「より攻撃的な3バック」と表現。「ずっと動かないと相手も守りやすい。うまくウイングバックが高い位置に立ったらシャドーが落ち気味でそのスペースを使うとか…。そういうところは戦術としてありますね」とより攻めの姿勢が生かされた形が生まれていることも実感している。

 バーレーン戦はより厳しいアウェーの戦いが予想される。ここで2連勝を飾れば日本は一気にW杯出場へ前進となるなか、森保監督も最強布陣で臨む可能性が高い。伊東はオーストラリアを初戦で倒したバーレーンにも警戒を怠らず、勢いに乗る相手に対し「自分たちがやることは変わらないと思います。自分が出たらやることはゴールに絡むことだけだと思うんで、もちろん守備もしますけど。そこが一番求められていることだと思うんで、ゴールに絡めればいいかなと思っています」とさらなる得点への意欲を語る。

 最後はシュート練習を終え、スタッド・ランスの同僚である中村敬斗とランニングをして練習ピッチを去った伊東。代表に舞い戻った日本の快速アタッカーが、今年1月14日のベトナム戦(アジアカップ/4-2)以来のスタメンに並ぶ姿が迫っているのかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部・金子拳也 / Kenya Kaneko)

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