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バーレーンは「怖い」? 最高気温38度予想…日本代表OBが敵地W杯予選を警戒する訳

FOOTBALL ZONE / 2024年9月10日 8時30分

■元日本代表DF内田篤人氏と元日本代表FW佐藤寿人がバーレーン戦を展望

 元日本代表FW佐藤寿人氏と元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」で北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン戦をプレビューした。

 9月5日に行われた北中米W杯アジア最終予選の初戦で中国代表に7-0と圧勝した日本は、11日(現地時間10日)の第2戦でバーレーンと対戦する。今年のアジアカップでもバーレーンと対戦したが、この時は日本が3-1で勝利している。その後、クロアチア出身のドラガン・タラジッチ監督が就任したバーレーンは、アジア2次予選を2勝2分と負けなしで通過。そして5日の最終予選初戦では、敵地でオーストラリアを1-0で下して勢いに乗っている。

 オーストラリア戦は4-4-2で臨んでいたバーレーンだが、タラジッチ監督は4-4-2以外にも3-4-2-1、3-4-3と3バックの布陣も使っている。この点では中国戦に3-4-2-1で臨んだ森保ジャパンと共通しているが、内田氏は「日本が相手だったら、ちょっと引いてくるのかな。3バックかはわからないけど。アウェーとホームでだいぶ構え方は変わってくると思いますけど」と相手の出方を予想した。

 佐藤氏は「3枚か、4枚かっていうところと、自分が目の前で対峙する選手がどういう選手なのかが変わってくるので。事前のこちら側の選択肢をいくつか持ち合わせていないといけない」と警戒した。一方、内田氏は「ベンチのスタッフはもちろん、選手としても頭に入れておくくらいで、実際には『こっちか』くらいで、そんなにパニックになることはないでしょうね」と楽観的に捉え、「どちらかというと自分たちでボールを握れば、そんなに向こうに合わせることはしなくて済むと思う」と、自分たちの取り組みに集中することの重要性を強調した。

 現地でバーレーン戦を取材するという佐藤氏は、警戒するべき選手として168センチのMFアリ・マダンを挙げて、「ちょっと小柄な選手なんですけど、ライン間で受けるのがうまいのと、クイックに動けてパスも出せる選手なので。速いんですよね。アジア杯だと、長身(194センチ)の(アブドゥラ・)ユスフっていう選手を目掛けて起点を作ることが多かったですけど、今回は招集外なので。また違ったポイントという意味では、中盤でそういうポイントを作ってくると思います」と、アジアカップとは違う戦い方をしてくることを想定した。


内田篤人氏がアウェー戦を警戒【写真:徳原隆元】

■バーレーンがロングボールを多用してくるかどうか

 内田氏は「あとは怖いのはロングボールじゃないですかね。いつもって言ったらあれだけど、大体そう。跳ね返せなかった時とか、セカンドボールを拾われるとね」と発言。佐藤氏も「特にアジアカップで日本代表がロングボールに少し苦労しているのをスカウティングしてこの試合に臨んできたので、ロングボールを多用してきたと思うんですけどね。センターバックに向けて、対角(斜め)のロングボールが多かった」と、アジアカップの戦いを振り返った。

 内田氏は「しっかり日本がカチっと守りの陣形を取れてさえいれば、そんなにこう……。あとはアクシデントとか、こぼれ球とか。ちゃんと基本的なことをサボらない選手がセンターバックには特に多いので。怖いは怖いけど、ちゃんとしていれば、そんなにかな」と、日本の力に自信を示した。佐藤氏も「間違いなく跳ね返せるものね。そのあとにどう拾うか」と、ロングボールを入れられたあとにどれだけボールを回収できるかをポイントとした。

 9月11日(現地時間10日)のバーレーンは、最高気温が38度、最低気温が33度と予想されていることを知った内田氏は「ちゃんとボールを動かしてコンビネーションで3人目とかが入ってくれば。ジャブを入れていくことで相手のDFはきついと思う」と指摘。佐藤氏も「監督が代わっていますけど、アジアカップの対戦だと前半も苦しんでなかなか得点が生まれなかったで、我慢強く戦ってほしい」と、両チームにとって2連勝をかけた一戦への思いを口にした。(FOOTBALL ZONE編集部)

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