古橋亨梧のマンC移籍説に新展開？ 今冬加入の可能性浮上も英メディア「急いでいない」

■今夏も複数メディアが報じていたが消滅

　イングランド1部マンチェスター・シティが、スコットランド1部セルティックに所属するFW古橋亨梧の獲得について、英メディアでは「契約はまだ成立する可能性も」と報じている。

　古橋は2021年にヴィッセル神戸からセルティックに加入。初年度から得点を量産し、リーグ年間ベストイレブンに選出された。翌2022-23シーズンには得点王とMVPを受賞し、絶対的エースの座を確立した。一方で肩に負傷を抱えていることもあり、昨季就任したブレンダン・ロジャース監督の新体制では出場機会がやや減少する傾向にあった。

　今季はここまでリーグ戦5試合1得点を記録しているなか、今夏にはシティ移籍の可能性が取り沙汰されていた。シティはアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスがアトレティコ・マドリードへと移籍。その後任として古橋がリストアップされていると、複数の欧州メディアが伝えていたが、結局移籍は消滅していた。

　そんななか、英メディア「フットボール・インサイダー」は「シティが古橋と交渉、契約はまだ成立する可能性も」と見出しを打ち、「アルバレスに代わる新しい攻撃的選手の獲得をまだ検討している可能性があり、1月に入っても古橋は有力候補」「もしシティがハーランドに競争を促すべく市場に参入するのであれば、将来的には選択肢として残るだろう」と言及している。

　しかし、「現時点では別のストライカーを探すことに必死ではない。シティには、偽9番としてもプレーできるフィル・フォーデンのような選択肢もあり、グアルディオラ監督にさらなる選択肢を与えている。また古橋の年齢は、来夏以降エティハドスタジアムへの移籍を妨げる可能性がある」と、29歳という年齢やその他の戦術的オプションによりシティが急いで獲得することはなさそうだと報じている。（FOOTBALL ZONE編集部）