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ミス絡み2失点…判定にストレス露わ 埼スタで見せた姿勢「チームのためにならない」

FOOTBALL ZONE / 2024年9月26日 16時20分

■浦和スコルジャ監督が会見、0-2で敗れたFC東京戦に言及

 浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督は、9月26日のトレーニング後に定例のオンライン会見を実施。前節のFC東京戦でミス絡みの失点で0-2の敗戦を喫したところから「いかなる状況でも自分たちを信じて戦うこと」を選手に伝えたと話した。

 ホーム埼玉スタジアムで21日に対戦したFC東京戦では、良い立ち上がりを見せたもののオウンゴールで先制点を与えると、ハンドによるPKで2点目を与えてしまった。前半の半ばまでに2点ビハインドを背負ったチームは、前半はボールを持つものの最後の崩しに課題を抱え、後半に選手交代を行ったあとは意欲が空回りする面も見られ、アタッキングサードに入る回数自体が減った。それだけでなく、審判の判定にストレスを露わにしてしまう場面や、味方同士で意図の合わないプレーの後に言い争いになる場面も見られた。

 スコルジャ監督は昨季に浦和の指揮を執ったものの1シーズンで家庭の事情もあり退任。8月末にペア・マティアス・ヘグモ監督の解任を受け新監督として復帰したところから2試合目の指揮だった指揮官は、FC東京戦後の会見で「本日の試合を終えて、ここで行わないといけない仕事は戦術面だけではなくメンタル面にもあると認識した」とコメントしていた。

 そのゲームを終えて今週のトレーニングに向け、指揮官は「選手たちに主に伝えたのは、いかなる状況でも自分たちを信じて戦うこと」として、「FC東京戦で見られたのは、プレーのみに集中するのではなく、プレー以外のところに力を割いてしまって、チームのためにならないというものだった。このチームにメンタル的な力強さはあると思うが、それを正しい方向に使わないといけない」と話した。

 チームにはスコルジャ監督の両脇を固める同じポーランド人のラファル・ジャナス、ヴォイテク・マコウスキの両コーチも合流し、今週から揃って指導にあたっている。指揮官は「もちろん試合ごとにより良いチームになりたいと思っている。現時点で、あまりにも複雑なものをチームに与えることはしたくない。私が選手やチームの特徴を知っていくなかで、彼らにアドバイスする部分を増やしていっている。そして、そのようなことを練習で実行していけば、近い将来に良いものを見せられると思う」と話した。

 今週末の28日にはヴィッセル神戸とアウェーで対戦するが、指揮官は「シーズンの中でも最も難しい試合になるかもしれない」と話す。FC東京戦でFWブライアン・リンセンが負傷し右ハムストリングの肉離れと診断された。スコルジャ監督は「正直なところ、解決策は2つある。細かいことは言えないが、2つとも神戸戦には有効かなと思う」と、その穴を埋めるプランを練っていることを明かした。

 指揮官は「前節は敗戦になったが、浦和はトップ3にいるチームとのアウェーゲームでも強く戦えるチームだと思う」とチームと選手たちの能力を信じる言葉を発した。その思いに応え、正しい方向に最大限の力を発揮するチームの姿が期待される。(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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