日本人FWが欧州1部で得点ランク3位 5戦4発の躍動で話題「ようやく開花」「代表呼ばなきゃ」

■キール町野がドイツで5戦4発

　ドイツ1部ブンデスリーガに今季昇格したホルシュタイン・キールでFW町野修斗が奮闘している。現地時間9月29日に行われた第5節フランクフルト戦（2-4）において、PKを含む2ゴールをマーク。ファンからは日本代表への復帰にも期待が寄せられている。

　2023年夏より、湘南ベルマーレから当時ドイツ2部だったキールへ移籍。リーグ戦31試合出場で5ゴール6アシストをマークし、チームの1部昇格に大きく貢献した。ブンデスリーガへと参入したキールは、ここまで1分4敗と苦しんではいるものの、町野は得点で結果を残している。

　開幕節のホッフェンハイム戦（2-3）で早速今季初ゴールを決めると、第4節のボーフム戦（2-2）で2得点目をマーク。迎えた9月29日のフランクフルト戦では、1点を追いかける前半30分にPKキッカーを任され冷静にネットを揺らす。後半5分にはコーナーキックのこぼれ球を、ダイレクトで地面に叩きつけるボレーを見事に決めた。この日自身2点目を決めた直後には「マチノコール」が響き渡っている。

　最終的に2-4で敗れ最下位に沈むキール。そのなかで孤軍奮闘する町野には「二桁ゴールいけそう」「ようやく開花」「代表呼ばなきゃ」「代表復帰もあるかな」「町野コール気持ちエエ」とSNS上で歓喜の声が上がる。現在ブンデスリーガの得点ランキングでも3位タイの4得点。開幕以降リーグ5戦4発と好調だ。

　しばらく日本代表から遠ざかっているものの、ドイツ1部で実力を示し続けている町野。10月10日にはサウジアラビア戦（アウェー）、15日にオーストラリア戦（ホーム）の2連戦を控えるなか、再びA代表に召集される可能性もありそうだ。（FOOTBALL ZONE編集部）