欧州でリーグ制覇→「代表に還元」 森保Jの革新3バック“影の功労者”「細かさは勉強になる」
FOOTBALL ZONE / 2024年10月5日 8時30分
■DF町田が3バックのカギを握る人物にMF守田を指名
森保一監督が率いる日本代表のDF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)がスポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIMES」に出演して森保ジャパンの3バックが機能するうえで鍵になっている選手を明かした。
現在、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っている日本代表は、3バックで戦った9月の中国戦(7-0)、バーレーン戦(5-0)と2試合連続の完封勝利を収めた。カタールW杯後の2023年9月のトルコ戦で日本代表デビューを果たした町田は、DF冨安健洋(アーセナル)や伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)が負傷している森保ジャパンの最終ラインで存在感を放っている。
2023年にカタールで開催されたAFCアジアカップ(杯)にも出場していた町田は、優勝が期待されながらもベスト8敗退となった大会について、「個人的にはそれなりにやれている感覚はありましたが、実際にチームとしてロングボールの相手に苦しんでいる試合も多かった。そこは僕、出られなかったですけど、ベンチから歯痒さは感じていました」と、振り返った。
そして、アジア杯とW杯最終予選の違いについて聞かれると、「やっぱりW杯が懸かっている。しかも7大会連続出場中で、日本のサッカー界を背負っていると考えると重みはありますね」と、W杯の懸かった重みを挙げた。
不本意な結果に終わったアジア杯後、森保ジャパンは一気に調子を上げている。チームの変化について問われた町田は、内部で戦術的な話し合いが増えたことを挙げた。「もちろんアジア杯の時も戦術的なこととか、チーム内で話をしていましたし、自分たちでどうしたらいいかは話していました。今回の最終予選は、よりそういう機会が増えたと思いますし、みんなでボールを囲んで『ここはこうしたほうがいい』とか、『ここの立ち位置もう少しこうだよね』ということを話す機会は増えたと思います」と語った。これを聞いた元日本代表DF内田篤人氏は「すごいな。戦術的なこととか、あまりオレらの時は話さなかったもんなぁ。約束事はあったにしろ」と驚いた。
大きな変化として、日本代表はアジア最終予選ではここまでの2試合を3バックで戦っている。クラブでも3バックでプレーする町田は、守備だけではなく、縦パスを入れるなど攻撃面でも貢献しており、チームのキープレーヤーとなっているが、チームが機能している理由の一つに、ポルトガル1部スポルティングに所属する日本代表MF守田英正の存在があると語った。
「それこそ守田くんがスポルティングで3バックをやっていて、例えば自分たちがボールを奪って自分たちのGKにボールを戻したら、その時にセンターバックがどのポジションに立つかとか、スポルティングでやっていることを代表に還元してくれています。その細かさは勉強になるなと思っています」と、ポルトガルリーグ王者のなかでプレーしている守田の助言がチームに役立っていると明かした。
10月の最終予選では、気の抜けないサウジアラビア、オーストラリアとの連戦が控えている。町田は「10月の2試合、サウジ戦、オーストラリア戦が正念場。しっかり勝ち点3を取って良い形で次に進みたい。ここに勝てばW杯出場に大きく近づくと思うので、チーム一丸となってやっていきたい」と、決意を述べていた。(FOOTBALL ZONE編集部)
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