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日本代表MFもピッチで呆然 終了間際にGKまさかのミス→失点…監督も「説明できない」

FOOTBALL ZONE / 2024年10月6日 7時20分

■リーズGKメリエが痛恨のキャッチミスで失点、田中ら同僚も呆然

 日本代表MF田中碧が所属するイングランド2部リーズ・ユナイテッドは現地時間10月5日にリーグ第9節でサンダーランドと対戦。試合終了間際まで2-1でリードしていたものの、GKイラン・メリエの痛恨のキャッチミスによって同点ゴールを献上し、2-2で引き分けた。なお、田中は初先発だった前節に続いて、2試合連続フル出場を果たしている。

 リーズは前半9分に先制を許すも、FWジョエル・ピロエとDFジュニオール・フィリポの得点で逆転に成功。1点のリードのまま試合は後半アディショナルタイムに突入した。

 しかし、表示の6分を過ぎたあたりで迎えたサンダーランドのセットプレーがリーズに悲劇をもたらした。前線へのロングボールをサンダーランドがつなぎ、ペナルティーエリア内に蹴り込まれたボールはフィリポに当たってGKの下へ。それほど勢いはなく、キャッチしてそのままタイムアップかに思われが、イレギュラーなバウンドをしたボールをGKメリエが後逸。股の下を抜けてそのままゴールに吸い込まれた。

 勝利目前での出来事だっただけに、田中らチームメートもその場に呆然と立ち尽くした。フィリポのオウンゴールという形とスコアが動き、試合は2-2で決着を迎えた。リーズは前節ノリッジ・シティ戦(1-1)に続いて2試合連続ドローとなった。

 英紙「デイリー・メール」は「リーズ・ユナイテッドのGKイラン・メリエが史上最大のポカの一つ。歴史に残る失態」と驚きを持って報じるなど、大きな反響を呼ぶプレーとなった。

 また、英ラジオ局「talk SPORT」によれば、リーズのダニエル・ファルケ監督は試合後に「正直に言えば、私にも説明できない。30年プロの世界にいれば、最後の瞬間でポイントを失ったり、獲得したことは何度もある。だが、今回のような経験はしたことがなかった。試合には負けていないが、2ポイントを失ったのは恐ろしく、非常に残念なことだ。全力を尽くした選手たち、そして素晴らしいサポーターたちに同情する」とコメントしていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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