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日本代表26歳は「リーグ最高のMF」も…指揮官が起用時の課題指摘「厳しい時もある」

FOOTBALL ZONE / 2024年10月8日 18時10分

■リーズの田中とロスウェルにファルケ監督が言及

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧は開幕からベンチスタートが続いていたが、直近のリーグ戦2試合は連続で先発フル出場と信頼を掴みつつある。チームを率いるダニエル・ファルケ監督は田中とMFジョー・ロスウェルのコンビを「パスやポゼッションの面ではリーグでも最高のMF」と称賛する一方で、浮き彫りになっている課題についても明かしている。英紙「ザ・ヨークシャー・ポスト」が報じている。

 田中は今夏にドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフからリーズへ移籍。加入後、4試合連続で途中出場となっていたなか、4度目の出番となった第7節コベントリー戦(3-0)ではキャプテンのMFイーサン・アンパドゥの負傷に伴う緊急出場だった。アンパドゥは膝を痛めて数か月の離脱となり、第8節ノリッジ・シティ戦(1-1)から田中がスタメンに入った。

 さらにノリッジ・シティ戦ではMFイリア・グルエフも負傷し、開幕時点でレギュラーだった中盤コンビが揃って戦線離脱することに。直近の第9節サンダーランド戦(2-2)では田中とロスウェルがダブルボランチを形成した。

 ファルケ監督は「田中碧とジョー・ロスウェルの2人はパスやポゼッションに関してはリーグ最高のMFだ」と2人の能力の高さを称賛している。だが、その一方で「相手のボールに対するプレーに関しては厳しい時もある」と課題を指摘していた。

 アンパドゥとグルエフはより守備的な、田中とロスウェルはより攻撃的な特長を持っている。前者2人が不在で引き分けに終わったサンダーランド戦について指揮官は「ボールを奪い返すディフェンスマシーンたちがいなかったので素早いトランジションやボールを前に運ぶことができなかった。我々は試合のリズムを完璧に変える必要がある」と振り返っていた。ファルケ監督の田中への信頼は厚いが、チームとして見た時に大きな問題に直面している。

 今後も田中とロスウェルの攻撃的コンビは継続するのか。それとも新たに守備的なMFが起用されるのか。田中の扱いも含め、指揮官の采配に注目だ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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