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遠藤航にブンデス復帰の可能性浮上 “複数クラブ”興味と海外報道「両者にとって最高の結果」

FOOTBALL ZONE / 2024年10月9日 7時10分

■スロット新体制のリバプールで大幅に序列が低下

 イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、冬の移籍市場で放出されるのではないかと報じられている。今シーズン、リバプールの監督に就任したアルネ・スロット監督の下で出場機会が減少したことから、チーム内での序列が下がっていることは否めない。英メディア「One Football」は、遠藤のドイツ1部ブンデスリーガ復帰の可能性を伝えている。

 昨シーズン、守備的MFの補強がうまく進まなかったリバプールは、移籍市場の最終盤に遠藤を獲得。遠藤は豊富な経験と粘り強さをチームの中盤にもたらした。しかし、新シーズンになって監督が代わると、遠藤の代わりにオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが起用されるようになった。

 ドイツ1部シュツットガルトでキャプテンも務めていた遠藤は、ドイツで今も高く評価されているようだ。記事では「複数のドイツクラブがこのMFに興味を示していると伝えられているため、遠藤のブンデスリーガ復帰の可能性が注目を集めている。ドイツでの成功と最高レベルですでに証明されている能力により、遠藤は多くのブンデスリーガのクラブにとって貴重な補強になる可能性がある」と、伝えている。

 グラエム・ベイリー記者は「12月になって、彼が出場時間を得られていなければ、遠藤が去る可能性は高くなると思う。遠藤は新たな役割をこなそうとしているが、スロット監督があのポジションに求めている技術を持ち合わせていないのは明白だ」と、コメントしている。

「One Football」は「遠藤の状況は珍しいものではない。多くの選手は新しい監督がフレッシュなアイディアをもって現れると、自分サイドラインにがいることに気づくことがある。とはいえ、遠藤ほどの才能がある選手が、昨シーズン、重要な役割を果たしたあとに新体制に適応するのに奮闘する姿を見るのは残念だ」とし、「昨シーズンの貢献はあるものの、スロット監督の計画にフィットしていないことはすでに明らかだ。彼が去ることは残念だが、ブンデスリーガへの復帰は両者にとって最高の結果になるかもしれない。遠藤は多くを提供できる選手であり、1月の移籍によってレギュラーとしてプレーする時間を得て、キャリアを再生させることができるかもしれない」と伝え、「遠藤の離脱は、リバプールの中盤の革命が新たな章に突入したことを告げることになるようだ。サポーターは彼の最善を願うだろうが、彼らにとっても未来が重要になり、遠藤に代わる次の補強がレッズのさらなる成功の助けとなることを期待する」と結んでいる。(FOOTBALL ZONE編集部)

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