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日本代表26歳に「同情する」 欧州で慣れない役割…監督が奮闘を賞賛「難しい場面もあった」

FOOTBALL ZONE / 2024年10月10日 19時50分

■サンダーランド戦で田中はロスウェルと組んでボランチの仕事を全うした

 日本代表MF田中碧が所属するイングランド2部リーズ・ユナイテッドは主力の守備的MFの2人が立て続けに負傷離脱となるアクシデントに見舞われた。チームを率いるダニエル・ファルケ監督は守備的なキャラクター不在のなかでコンビを組むことになった田中とMFジョー・ロスウェルの2人の奮闘を称えている。英地元メディア「リーズ・ライブ」が報じた。

 今季リーズで開幕から中盤の底でプレーしていたのはキャプテンのMFイーサン・アンパドゥとMFイリア・グルエフの2人だったが、アンパドゥは第7節コベントリー戦(3-0)で、グルエフは第8節ノリッジ・シティ戦(1-1)でそれぞれ負傷したため戦線離脱。第9節サンダーランド戦(2-2)から田中とロスウェルの新コンビで戦うことになった。

 田中とロスウェルはパス能力の高さなど攻撃的な面に特長があり、本来であれば守備的なアンパドゥやグルエフと組んで補完的な役割を果たすと期待されていたはずだった。田中とロスウェルのコンビはアクシデントに伴う緊急措置であり、守備面には不安を残している。

 そうしたなかでファルケ監督はサンダーランド戦についてこう振り返っていた。

「ボールを持っている時の彼(ロスウェル)はリーグでも最高のMFだ。彼は正しいパスを常に選択し、ボールの扱いにも長けている。相手のボールに対してプレーする時のプレーに課題があることはわかっている。彼はより高い位置でプレーさせるつもりだったが、我々はソリッドな6番の選手を欠いていた。田中碧も前のクラブではより攻撃的な8番や10番としてプレーしていた。

 今日、彼(田中)はより深い位置でプレーせざるを得ず、難しい場面もあった。我々は時間をかけてリズムを整える必要があったが、そのなかで彼ら(田中とロスウェル)はそれにうまく対応した。チームとしても6番のポジションに2人の10番がプレーしながら素晴らしい対応を見せた。特に碧とジョーには同情する。彼らは勝利を喜ぶことができなかった」
 
 リーズは終盤まで2-1とサンダーランドを相手にリードしていたものの、試合終了間際にGKイラン・メリエのミスでドロー決着となっていた。そんな不運もあったが、指揮官は慣れない役割のなかでプレーした田中とロスウェルの奮闘ぶりを称えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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